K-1ブーム再燃へ 武尊、「チャンピオンは背負っているものとの戦い」

 1日(日)、新春スペシャル対談『武尊(K-1)×登坂絵莉(レスリング)』(AbemaTV)が放送された。番組では初代K-1 WORLD GPフェザー級王者の武尊と、リオ五輪レスリング女子48kg級金メダリストの登坂絵莉が1対1のトークを繰り広げた。

 先にスタジオに現れた武尊は初対面となる登坂との対談について「緊張しますね。初デートで待ってる感じ」と表情は硬かったが「同じスポーツやってる選手として、色々話を聞きたいですね」と抱負を語った。

 登坂がスタジオに現れると2人は固い握手を交わし、まずは登坂が胸に下げていた金メダルの話題に。登坂は人に見せたりしているうちにボロボロになってしまうのだと語ると、武尊も自身のチャンピオンベルトについて、同じく気づけば金具が取れたりしてしまうのだと語った。

 今回は7つのトークテーマに沿って対談。最初のテーマは「大活躍の2016年をふり返って」。登坂は目標にしていたリオオリンピックを挙げ、1年を通して充実していたとして「今までの1年で1番濃い、変化のあった1年」とふり返った。


 武尊は目標としていた前人未到のK-1の2階級制覇を成し遂げたことを挙げ「濃かったですね」と登坂同様、充実した1年だと総括した。

 「有名になって一番良かった出来事」というテーマでは、登坂はオリンピックに出て良かったことに、人との出会いがあり、色んな人の考え方を聞いて視野が広がったことを挙げ、「それがまた私の、人としての成長に繋がる」と語った。


 武尊もこれに同調し、有名になって得することもあるが、異なるジャンルの成功者との交流をすることで、格闘技に還元できることを挙げた。最近ではONE OK ROCKのTAKAとも面識を得たことを明かした。考え方など以外にも共通する部分が多いのだそうで、それを取り入れてもっと上のステージに行きたいのだと展望を語った。


 また「頂点に立ったからこそ見えた景色は?」というテーマでは、登坂はかつては自身はそうならないと思っていたが、いざ自分がチャンピオンになると、自然と感謝の気持ちが口から出てきたことを挙げた。チャンピオンになり、競技を通しての自身の成長に対する感謝の気持ちを持てるようになったのだそう。武尊もこれに共感した。

 武尊は上に立ったからこそのプレッシャーがあると語った。自身の初防衛戦では10分の1ほどしか力を出せず、ギリギリで勝利を収めたのだそう。K-1ブーム再燃のために普及活動もしているという武尊は、チャンピオンは背負っているものとの戦いがあるのだと語った。


 登坂は吉田沙保里、伊調馨の背中を追いかけてきたのだとして「まだ甘えてる部分はかなりある」と告白した。女子レスリングは「勝って当たり前」という前提があるので「そこは大変になるな」と頂上に立ったからこその責任を噛みしめていた。

(C)AbemaTV

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