世界初!DDTが銚子電鉄とのコラボで「電車プロレス」開催

書店、キャンプ場、商店街、ホームセンターなど、さまざまな場所で(リングがなくても)プロレスを行なってきたDDTが、新たな戦場に打って出る。

(会見に出席した銚子電鉄・竹本社長とDDT・高木社長、HARASHIMA、レッカ。)


4月16日に開催されるのは「電車プロレス」。走行中の電車の中でプロレスの試合を行うというものだ。これは「お化け屋敷列車」などユニークな仕掛けで話題を呼んできた銚子電鉄とのコラボレーション。過去にディーゼル列車でのローカル線プロレスはあったが、電車でのプロレスは世界初となる。


銚子電鉄の竹本勝紀社長いわく「電車という日常を、いかに非日常な空間にするかをテーマにいろいろなことを仕掛けてきました」。一方のDDT・高木三四郎社長も「もともと路上プロレスをやってきて、その非日常空間をぜひ電車でもやりたいとずっと考えてました」。DDTからの電車プロレス開催オファーを、竹本社長は「即決」したそうだ。

(HARASHIMAとレッカはさっそく電車に飛び乗り、感触を確認。どんな攻防が展開されるのか。)


試合は電車内での時間差入場バトルロイヤル。各停車駅で追加選手が乗り込んでくる形で、HARASHIMA、高木三四郎、レッカほか10名前後の選手が参加。試合を行なう臨時列車は13:37に仲ノ町駅を出発し、外川駅から折り返し運転。14:15に仲ノ町に戻ってくるまでのバトルとなる。時節柄か「線路に立ち入ったら即、反則負けにします。まして写真を撮るなんてもってのほか」(高木)との注意も。


2月27日、銚子電鉄の仲ノ町駅で行なわれた記者会見には、両社長に加え「電車プロレス」に出場するDDTのエースHARASHIMA、台湾出身レスラーのレッカも出席。


列車でのプロレスは「バランスを崩しやすいので注意しなきゃいけない」とHARASHIMA。その上で、電車内ならではの必殺技も開発するつもりだという。レッカは路上も含めて初体験だが、DDTならではの試合形式に「普段は使わない技もやってみたい」と意気込む。さらに高木は、竹本社長のリクエストに応え「銚電固め」を披露すると予告。揺れる車内では足元が不安定になるが、ムーンサルトも繰り出したいという。

(脚立、こたつなど無機物が試合に出ることもあるDDT。“大社長”高木は対電車を想定してかチョップを繰り出す。)


「足元が不安定な中でのプロレスになりますが、銚子電鉄は経営が不安定なので」と“安定”がテーマになると竹本社長。震災以降、銚子への観光客が減っているだけに、「全国のプロレスファンに調子に来てほしい。これを機会に毎年、開催できれば」と意欲満々だ。


チケットはわずか40枚。電車の中だけに完売しても増席や立ち見ができないため、チケット争奪戦が予想される「電車プロレス」。定期的に開催されれば、DDT名物がまた増えることになる。


文・橋本宗洋


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