ケニー・オメガ、吠える!「新日は“腰抜けのイエスマン”しかいない。代表は俺たち一流レスラー。役立たずの老いぼれ会社員じゃない」

2016年に<G1 CLIMAX 26>で外国人レスラーとして初優勝を飾り、新日本プロレスに衝撃を走らせたケニー・オメガ。3月7日に放送された『OnTheRoad ケニー・オメガ ~ドーム密着~』(AbemaTV)では、2017年1月4日に東京ドームで開催された<戦国炎舞 -KIZNA- Presents WRESTLE KINGDOM 11 in 東京ドーム>のメインイベントに挑戦したケニーの1日に密着している。


全世界のプロレスファンが注目するなか、オカダ・カズチカ選手と激闘を繰り広げたケニー。そんな歴史的一戦の知られざる舞台裏に潜入した同番組は、ケニーファンだけでなく多くのプロレス者を釘付けにすること間違いなしだ。


試合直前、番組スタッフから「日本のプロレス界最大のステージに立つお気持ちは?」と聞かれたケニーは、「特にプレッシャーは感じていない。いつも通り俺の仕事をするだけさ」と平静を装いながらも、「歴史を変えて業界に革命をもたらし、伝説になるんだ」と新時代の幕開けを告げる。


そして「あなたがベルトを奪取したら、新日本の歴史はどう変わるとお考えですか?」という質問には、闘志をむき出しにして「言わせてもらっていいか? ここには“腰抜けのイエスマン”しかいないんだよ!」とバッサリ。さらに、「(俺は)会社の歯車じゃない。新日本の代表は俺たち一流のレスラーだ。役立たずの老いぼれ会社員じゃない」と、旧態依然とした組織体質を否定したケニーは、最後に「<WRESTLE KINGDOM 11>、 覚悟しておけよ!」と戦いの火蓋を切るように締めくくった。


ケニー・オメガVSオカダ・カズチカ戦は、ケニーが中邑真輔の“ボマイェ”のお株を奪うような鋭い膝蹴り“Vトリガー”を連発すれば、オカダはショルダースルーから場外の机にケニーを叩き落とし、その激しさに会場からは悲鳴と歓声が上がる。その後も多彩な技をぶつけ合い、一進一退のシーソーゲームを繰り広げる両者だったが、最後はオカダが“旋回式ツームストンパイルドライバー”とダメ押しの“レインメーカー”でケニーをリングに沈め、46分強におよんだ激闘を制した。


試合には敗れたものの新日のエースと互角に渡り合い、まさに精根尽き果てた様子のケニーには、思わず涙を見せるファンの姿も。しかし、肩を抱かれながら去るケニーに対し、オカダ陣営は「オメーは尊敬すべき、すげえレスラーだよ!」とリング上からリスペクトを送った。


試合後、セコンドから「足首は痛むか?」と声をかけられ、「大丈夫だ。痛むのは心だけだ。プライドもな。」と、さすがに悔しさを滲ませたケニー。そしてプレスルームでは、「オカダ、お前をリスペクトするよ。お前は日本一の、いや世界一のプロレスラーかもしれない」とライバルを労いつつ、「でも負けたつもりはない。再戦も厭わない。次に戦う時は人生を賭けてでもお前に勝つ」と、レスラーとしてのプライドも忘れない。そして「質問はナシだ。これ以上言うことはない。グッバイ」と“黙って俺を見ていろ”と言わんばかりの力強いコメントを残し、会場を後にした。


日本はもちろん欧米からもファンが観戦に駆けつけるなど、世界中から熱視線を浴びる新日本プロレス。大きな目標と壁に挑み続けるケニーのさらなる活躍にも注目していきたい。


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