秩序なし!誰と闘うか試合前日まで分からない K-1、Krushに続く新イベント「KHAOS(カオス)」

3月18日、新宿FACEで、立ち技格闘技の新イベント・KHAOS(カオス)が開催される。

これはK-1、Krushに続く「K-1 JAPAN グループ」の大会で、「混沌」、「秩序なき状態」が語源となっている。

すなわち、混沌とした状態から新しく何を生み出すかが大会のテーマ。K-1、Krushにはタイトルがあり、頂点を目指しての闘いが軸となっているが、このKHAOSでは「価値観の創造」そのものが見どころと言ってもいいかもしれない。

そんなKHAOSでは、既存のイベントにはない実験的な試みも行なっていくという。3.18新宿大会では、-58kgの6選手の試合、つまり3試合がカード未発表。「KHAOS ROYAL」と名付けられた形式で、対戦カードは、大会前日の計量の際、抽選で決定する。出場するのは翔也、芦澤竜誠、里見柚己、林京平、KAZUMU、真辺龍太の6人だ。

自分以外の5人のうち、誰と闘うかは試合前日まで分からない。選手にとっては未知のシチュエーションであり、それゆえ普段とは違う緊張感の中でリングに上がることになりそうだ。

対戦相手の映像を見て研究したり、作戦を練ることも難しい。そうなると自分の“地力”を信じて闘うしかない。ファンが見たいのもそこだろう。まだK-1やKrushでトップ戦線に加わっていない選手たちがどんな個性を持ち、何をアピールするかが大会成功のカギを握るとも言える。

10代から20代前半の若い選手が多い中、記者会見からインパクトを残したのが29歳の真辺だった。真辺は福岡在住の選手だ。

「自分はジムを2店舗経営していて、会社もやって、家族もいる。子どもは4人います。だけど唯一、手にしてないのが格闘技の実績とベルト。有名な選手に勝手に目立ちたい」

そう自己主張した真辺は、「九州にはいい選手がたくさんいる。自分が突破口になりたい」と、仲間たちの今後も見据えているようだ。

もちろん、目立ちたいのは他の選手も同じこと。試合で、あるいはマイクで、観客の心を掴むのは誰なのか。また今大会はAbemaTVでの生中継が決定。MVP選手に10万円、大会ベストバウト賞には各選手5万円の計20万円が贈られる。

賞金、そして観客からの支持を求めてのガツガツした闘いが見られそうな3.18KHAOS。「何もないところから新しいものを生み出していくリング」というコンセプトを体現する選手の登場に期待したい。

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