【Krush】木村“フィリップ”ミノル、復活のリングへ!「ファイターは闘うしかない。凶暴な心、狂気を取り戻している」

3月16日の記者会見で、『Krush.76』(5月28日、後楽園ホール)の参戦選手が発表された。

(どん底に落ちたことで、今まで以上に強い決心ができたと語った木村)


-60kg王座決定トーナメント決勝戦、-60kg次期挑戦者決定トーナメント準決勝が行なわれるこの大会、新たに出場が決まったのは、前Krush女子王者のKANAだ。


デビュー以来、無敗のチャンピオンとして1月大会のメインイベントに登場したKANAだが、メロニー・ヘウヘスとの防衛戦でダウンを2度奪われ、判定負け。初黒星を喫するとともにベルトを失ってしまった。今回は再起戦として重要な闘いになる。

「負けて気持ち的にも落ちたんですが、やっぱり私にはキックしかない。毎日、試合のことだけを考えてました。とにかく与えられた相手に勝っていって、最終的にはメロニーにリベンジしたい」

会見でそう語ったKANA。4月にはメロニーが紅絹を挑戦者に迎えての防衛戦を行なうが、KANAとしてはメロニーに勝ってもらい、自分がリベンジしてベルトを奪還したいという思いが強いようだ。

(5.28後楽園での復帰が決まったKANA。対戦相手は外国人選手が有力だという)


KANAは「やっぱりチャンピオンが自分じゃないと盛り上がらないと思うので」とも。パンチでも蹴りでもKOでき、男子も含めて“最もKrushらしい闘いが体現できる選手”の一人でもあるだけに、インパクトのある闘いが期待される。


もう一人、この大会での復帰がアナウンスされたのもKrushらしい闘いをする選手。木村“フィリップ”ミノルだ。

木村は久々のKrush参戦となった3月大会で、西川康平に逆転のKO負け。先にダウンを奪いながら倒し返されるという、良くも悪くも“らしい”試合ぶりだった。

今年はKrushとK-1の2冠を目標としていただけに「どん底に落ちた」という木村。しかし宮田充プロデューサーには「すぐにでも試合がしたい」と申し出ており、ダメージの回復も考慮して5月の試合が決まったという。

「ファイターは前を向いてなきゃいけないし、闘うしかない。あきらめようかと思ったけど、あきらめることをあきらめました。今はファイターとしての凶暴な心、狂気を取り戻している最中です」(木村)

この日、名古屋大会の発表で会見場にいた佐藤嘉洋氏からはムエタイスタイルをミックスした新しい闘い方を評価された木村は「このまま自分と、自分の周りの人たちを信じてやっていきたい」とも語っている。


宮田プロデューサー曰く「このまま並の選手で終わるかどうか。闘いながら突破するしかない。ここが踏ん張りどころでしょう」。

KANAも木村も、まさにここが正念場。ファンが求めているのは、やはり豪快なKOで復活をアピールする姿だろう。


文・橋本宗洋

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