最後の試合になるのか?41歳のファイター、宇野薫が戦い続ける理由

4月23日(日)、千葉県・舞浜アンフィシアターにて開催される<プロフェッショナル修斗公式戦>に出場する総合格闘家、宇野薫。41歳にして、なお強さを追い求めるために挑み続ける宇野に密着したドキュメンタリー番組『ONE DAY』(AbemaTV)が放送される。

■引退について、戦い続ける理由

23日の試合では、修斗世界フェザー級王者・斎藤裕との対戦が決定。17年ぶりの戴冠がかかったビッグタイトルマッチだ。


MMAのスパーリング練習に訪れた宇野にトレーニングのこだわりを聞くと「特に最近は、トライをすること。何でも新しいことにトライする」「変化をつけないで同じことばかりやっていくのも大事だけど、基本的な部分は大事にしながらアップデートして、新しいことに挑戦していくことを必ず意識しています」と衰えない意欲を示した。また、試合前のコンディションについては「試合前の緊張感もありつつ、いつも通り毎日練習しています」「不安というか楽しみの方が大きい」と、ベテランらしい安定感のあるコメント。

まるで試合さながらの激しいスパーリング練習を行う宇野について、パンクラス・平山学は「宇野さんのペースで全部組み立てられている感じがする。宇野さんの手の上で転がされている」と肌を合わせた感覚を語った。


横浜・みなとみらいで早朝ランニングを行う宇野に、あえて“引退”について聞くと「負けたらいつも考えます。でも“悔しい”って気持ちがあれば、もう一度できる。ただそれだけ」と、格闘家としての意思の強さを垣間見せた。さらに宇野は、戦う理由の1つに“家族の存在”があることを吐露。子どもの写真をみせながら「試合が終わった後に子どもが(リングに)上がって来てくれて、この時のためにやっている感じはしますね。この安心感が……」と、一人の父親として優しい表情を浮かべるシーンも。


また、宇野が指導をおこなう「UNODOJO」で生徒に指導する場面も収録。練習後に生徒とハイタッチする宇野は、コミュニケーションを大切にしていると語る。そして、自ら「YBT (YASUMI BOTTOM TEAM)」の道場でドリームフェザー級王者・高谷祐之と本番さながらの激しいスパーリングをする様子も見ることができる。


■今回が最後の試合になるのでは?

さらに、2008年<DREAM.5ライト級グランプリ2008年決勝>で対戦したONEライト級王者・青木真也にプライベートレッスンを依頼していることを告白した宇野は、一度敗戦している青木にコーチしてもらうことについて「青木選手の強さは肌で感じでますし、自分も“強くなりたい”“勝ちたい”っていう部分があります」「変化じゃないんですけど、チャレンジする部分で青木選手に習いたいと思った」と、強さに対する純粋なまでの探究心を見せつけた。


指導を行う青木は、宇野と斎藤との試合について「(勝率は」3割、4割。でも“主語が宇野薫”の試合なので、それを“こっち側”に持ってくることは可能」と、厳しくも期待のこもったコメントで激励する。


今回が最後の試合になるのでは? という問いに対して「それは分からないです。ただ、自分としては“辞めたくない”っていうところで。ここ何年間かは“後が無い”じゃないけど、“勝てば生き残れる”っていう気持ちで一戦一線やってます。勝つことによって続けられるものだと、僕は思っている」と自身を厳しい状況に追い込む宇野の姿からは、さらなる高みへと挑み続ける一人の男の生き様が感じられるはずだ。


17年振りの戴冠に挑む宇野薫。彼のさらなる進化と、現役の格闘家として第一線を走り続ける勇姿を見届けよう。

(AbemaTV格闘チャンネル/ONE DAYより)


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