内藤哲也、G1制覇に王手&リベンジだ!初制覇した2013年「G1 CLIMAX 23」を振り返る

いよいよ最終章を迎える新日本プロレス真夏の祭典「G1 CLIMAX 27」。より今大会を楽しむために、過去のG1 CLIMAXがAbemaTV(アベマTV)で一挙放送されている。8月12日、13日に放送される大会の見どころを紹介しよう。 


■大混戦を制し、優勝決定戦に勝ち上がった内藤と棚橋

2013年の「G1 CLIMAX 23」は、A・B両ブロックとも最終日の公式戦が終わるまで誰が優勝決定戦に進出するか分からないほどの大混戦に。Bブロック最後の公式戦である内藤哲也とカール・アンダーソンの一戦は、内藤が新兵器の飛び付き式変型三角絞めの"プルマ・ブランカ"を決めてギブアップを奪った。


この結果、永田裕志、鈴木みのる、中邑真輔、シェルトン・X・ベンジャミン、アンダーソン、内藤の6選手が10点で並んだが、G1規定によりどの選手にも直接対決で勝利している内藤が、Bブロック代表として優勝決定戦に進出することが決定した。


一方、Aブロックは真壁刀義、デイビーボーイ・スミスJr.、プリンス・デヴィットが10点で公式戦を終了。オカダ・カズチカは小島聡に敗れ、9点止まりで脱落が決定。


そして迎えた棚橋弘至 vs 柴田勝頼のAブロック最後の公式戦は、棚橋がかつて得意技にしていた高速の首固めで柴田を丸め込んで3カウントを奪取。これで11点となった棚橋の優勝決定戦進出が決定した。


■G1初制覇を成し遂げた内藤だが、ブレイクすることができず……

そして迎えた優勝決定戦、棚橋が勝てば第17回以来2度目、内藤が勝てば初優勝となる。棚橋は序盤から内藤のウイークポイントである右膝を容赦なく狙っていき、ドラゴンスクリューからテキサス・クローバー・ホールドで内藤にギブアップを迫る。


これを辛くもロープに脱出した内藤は、掟破りの逆スリングブレイドを敢行。さらにドラゴンスープレックスで投げ、エグイ角度のグロリアで叩き付けてから、スターダストプレスを完璧に決め、内藤が3カウントを奪ってG1初制覇を成し遂げた。


試合後、内藤はマイクを掴み「欠場して、誰もオレがいなくても気にしていないんだろうと思ってました。ヒザの一本や二本はファンに捧げます。どんな夢でもあきらめなければかなう。オレの夢は新日本の主役。主役はオレだ!」と叫んだ。


“制御不能”になる以前の内藤は、ファンの支持を得ることができずにもがき苦しんでいた。このG1 CLIMAX 23で初優勝した時でもブレイクすることができず、翌年1月4日の東京ドーム大会でオカダのIWGP王座に挑戦した際には、ファン投票によって試合順が中邑 vs 棚橋のインターコンチネンタル王座戦の前になるという屈辱も味わっている。


その後、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンを結成した内藤は、歯に衣着せぬコメントなどがファンの共感を呼び、IWGPヘビー級王座も戴冠した。


また、現在行われている「G1 CLIMAX 27」では、勝ち点12で並ぶ棚橋弘至と内藤哲也が対戦。Aブロックからの決勝進出を決め、4年ぶりのG1制覇に王手をかけた。対戦相手はオカダ・カズチカかケニー・オメガか?


13日の優勝決定戦まで熱闘が続くG1 CLIMAXだが、これまでの大会から、レフェリーのタイガー服部がベストバウトを選ぶ「タイガー服部が選んだG1俺の5試合」(8月12日 19:00~放送予定)と第5回G1 CLIMAXの優勝者・武藤敬司がベストバウトを選ぶ「武藤敬司が選んだG1 BEST5」(8月13日 12:00~放送予定)が放送される。こちらも合わせてチェックしよう。


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