「格闘人生の中で今が一番強くなっている」仙三、キング・オブ・パンクラシストへの挑戦

photo:アメブロ「仙三1003日記」


「負けるにもそれなりの理由がある」

様々な競技の中で敗者の弁はなかなか伝わり難い。こと格闘技に関しては、とかく敗因を語りすぎると「言い訳」と言われがちだが、8月20日ディファ有明で開催される「PANCRASE289」(15時~AbemaTVで生中継)。パンクラス・フライ級王者マモルvs仙三の試合は、一度不本意な形で敗れた敗者が、万全の形で1年4ヶ月ぶりのリマッチに挑む物語として非常に興味深い試合となりそうだ。


2016年4月に同じパンクラスのリングで対戦した両者。この時はマモルが2-1の判定で勝利。仙三は試合の2周間前に高熱のため入院し、体調も戻らないままこの試合に挑み敗れた。


「自分出せてなかったよね死ぬ気で真っ向勝負したのかな。でかい事言って本当に情けないやつだと自分で思うクズだなって 応援してくれたみんなに申し訳ない」(一部抜粋)この試合の後の仙三の敗戦の弁は自責の念を綴る悲壮感溢れるコメントで溢れていたが、ここからチャンピオンへの再挑戦が始まった。


決して更新が多くない月もあるが、現状報告やトレーニングのこと、そして目標への拘り、さらに体調面での自覚の変化などが自身のアメブロ「仙三1003日記」で綴られてきたが、その結果を示すとおり2016年11月の復帰戦ではランキング3位(当時)の安永有希に判定勝ち、2017年3月には元UFCファイターのタテキ・マツダとの試合に連勝しランキング1位に浮上した。


挫折からの復帰のきっかけとなったリベンジ・マッチは、マモルが3月に当時の王者・神酒龍一を判定で下し、第4代王者となったことで急転直下でタイトルを賭けた戦いという最も判りやすいステージへと昇華することになる。5月に再び体調を壊し、救急車で搬送されるアクシデントはあったものの、順調にキャンプを実施し、このマモル戦に向けて仙三の言葉はより多くネット上で見られるようになった。計量に向けて何を食べて来たか何を控えてきた、友人たちの激励の言葉など…etc


試合直前にブログに綴られた言葉は「常に勝っても負けても次があるなんて思ってやってません、もう勝ちしかないそう思ってやってきました。みんなの応援に背中を押されてここまでやってきました。明日試合でチャンピオンに相応しく強くなった姿を見せたいと思います、絶対に勝ちます!」と力強い。


「格闘人生の中で今が一番強くなっている」と言い聞かせるように語る仙三のキング・オブ・パンクラシストへの挑戦、果たしてどのような結果になるだろうか?

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