“ノートリアス(悪名)”コナー・マクレガーのトラッシュトークを振り返る【メイウェザー対マクレガー 世紀の一戦】

現地時間8月26日にラスべガスで開催される元ボクシング5階級王者、フロイド・メイウェザー・ジュニアとUFC初の二階級同時制覇を成し遂げたコナー・マクレガーの"格闘技史上最大の一戦"。AbemaTVでは、「DAZN presents メイウェザーVSマクレガー -格闘技、世紀の一戦- ディレイ放送」(8月30日 21:00~)をディレイ中継する。


両雄が激しい舌戦が大きな話題となっているが、コナー・マクレガーのトラッシュ・トークを振り返ってみよう。

■トラッシュ・トークではマクレガーに軍配か?「俺はヤツなんか怖くない。総合格闘技ルールなら、1Rもかからないぜ」

この世紀の一戦に先立ってロサンゼルスやニューヨーク、トロント、ロンドンなど世界中を駆け回った記者会見ツアーで両者は激しいトラッシュ・トーク(相手を挑発する発言)を展開した。


メイウェザーは「いかさま師」「サーカスのピエロ」とマクレガーを罵り、札束をバラ撒く往年のパフォーマンスを披露。一方、マクレガーはメイウェザーを指さし「こいつはもうおしまいだ! 4ラウンド以内にノックアウトしてやる!」と宣言し、メイウェザーの税金問題などに関しても挑発的な言葉を連発。さらに両者は差別的な表現も加えて互いを罵り合い、会見はヒートアップの一途をたどった。


メイウェザーはボクシング界を代表するヒール(悪役)でトラッシュ・トーカーだが、トラッシュ・トークに関していえばマクレガーが何枚も上手だった。


マクレガーは「メイウェザーを恐れる人間は大勢いるが、俺はヤツなんか怖くない。今回の試合はルールでいろいろ制限があるが、平気だ。総合格闘技ルールなら、1Rもかからないぜ」と、自分がメイウェザーのために妥協して、ボクシング・ルールでの対戦に応じたとコメント。


試合当日に使用するグローブに関しても言及したマクレガーは「ヤツの要求でグローブは10オンスになった。メイウェザーはメキシコ製グローブはダメだとか、馬の革のグローブはダメだとか、いろいろ条件を付けてきたが、それも構わない。俺はどんなグローブでもやってやる。もともと初期の総合格闘技では、グローブなしで戦ってたしな」と自信たっぷりに語った。


■トラッシュ・トークで相手の心理を支配するマクレガー「WWEのヤツらは弱虫野郎」「金が欲しければ俺のために踊れ」

“ノートリアス(悪名)”の異名を持つマクレガーは、格闘家としての実力はもちろん、トラッシュ・トークによって相手の心理を支配する才能にも長けている。試合前や試合中に相手へ挑発を重ね、心理的な揺さぶりをかけるのだ。2014年には、「UFC Fight Night 59」で対戦予定だったドイツ人のデニス・シヴァーに対し、ツイッターで上で「足にキスしてろ、ナチ」と発言し、物議を醸した。


「UFC 196」の大会前記者会見で、マクレガーは対戦相手のネイト・ディアスに対し「金が欲しければ俺のために踊れ!俺のために踊るんだ!そして二度とそんな目で俺を見るんじゃねえ」と発言し乱闘騒ぎ寸前になった。


「UFC 205」のエディ・アルバレスとの試合前には「あいつをひどく痛めつけ、身体を引き裂く。神に誓ってもいい。彼はこの試合を後悔することになる。俺はこの男をもてあそび、文字通り、彼の顔面の構造を作り替える。彼の妻も子どもも、二度と彼のことを分からなくなる。彼の友だちも、試合後にはあいつが同じ奴とは思えないほど変わってしまうことを知る」などと弁舌滑らかにアルバレスを挑発しまくった。


また、記者から将来WWEと交わることはあり得るのか、と尋ねられたマクレガーは「オレが思うに、WWEのほとんどのヤツらは正直、弱虫野郎だ。オレに言わせりゃ、頭のおかしな弱虫ばかりだ。ブロック・レスナーはたしかにUFCにやってきて戦った。しかし結局のところ、目玉の中までドーピング漬けになっていたわけだ。どうすればリスペクトできるんだ」と罵倒し、多くのプロレスラーやファンを激怒させた。


8月24日にラスベガスで行われた記者会見で、マクレガーは「3分12ラウンド、ノンストップのペースを想定してきた。準備は万端だ。プレッシャーをかけて、この老いぼれをボコボコにしてやる。絶対だ」と語った。


世界中の格闘技ファンから注目されている、メイウェザーVSマクレガーのドリームマッチには、果たしてどんな結末が待ち受けているのか。


(C)DAZN

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