「K-1にケンカを売る。ベルト欲しいわけじゃない」Krushを背負った男・塚越仁志の覚悟

新生K-1は、今年6月の大会からさいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナをメイン会場としている。さいたまでの2大会目、9月18日に開催されるのは、新設されたウェルター級(-67.5kg)のチャンピオンを決めるトーナメント(18日(月)14:30~AbemaTVで生中継)。


このトーナメントには、系列イベントであるKrushの-67.5kg王者・塚越仁志も参戦する。K-1・Krushの歴史の中でも、塚越は特殊な存在と言えるかもしれない。Krushファイターの多くがK-1出場を目指す中、塚越はK-1に出たいと思っていなかったという。格闘技を始めたきっかけこそK-1だったが「格闘家としてはKrushというリングに立って、Krushに育てられてきたので」。


Krushで活躍した選手がK-1に出場する。そうした流れがあることは間違いないのだが、塚越の中にはKrushはK-1の二軍ではないという思いがあるのだろう。「僕はK-1とKrushは別ブランドだと思いますし、K-1のファンにKrushというものを見せて、Krushのことをもっと知ってもらいたいという気持ちだけです」「僕はK-1のベルトが欲しいわけではなく、自分が持っているKrush-67kgのベルトをもっと輝かせることが目的です」


Krush王者として、Krushを背負ってのK-1参戦。「K-1のベルトは素晴らしいものですが、トーナメントで優勝したらベルトは返上してもいいと思っています。『世界一強い男はKrushのリングにいる』『Krushに上がってこい』とK-1に喧嘩を売ります」とまで言う覚悟は相当なものだ。

一回戦で闘うのは、中国のハン・ウェンバオ。決して下がらないファイトスタイルから、現地では“ブルドーザー”と呼ばれているという。塚越もKrushで常に倒し倒されの闘いを繰り広げており、このトーナメントのキャッチフレーズである「人類最“激闘”区」を体現するファイター。


しかも塚越は「トーナメントでも闘い方は変わらないと思います」と、1日3試合を見越した安全運転はしないとも語っている。最後は気持ちの勝負と言われる格闘技で、塚越は大きな武器を持っていると言えそうだ。

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