生きるか、死ぬか?卜部弘嵩、キック界のレジェンド・山本真弘とトップファイター対決

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9月18日のK-1さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ大会(18日(月)14:30~AbemaTVで生中継)で、注目の日本人対決がマッチメイクされている。


卜部弘嵩vs山本真弘― 立ち技格闘技における60kg前後の階級を代表するファイター同士の対戦と言っていい。ただ、このところの戦績は両者とも芳しくない。卜部は2月のタイトルマッチで大雅に敗れ、K-1スーパー・フェザー級王座を失っている。7月にはKrushでの再起戦にも敗れ、トータルで3連敗中だ。いわはこの試合は復活をかけた試合であると同時に、過酷なサバイバルマッチでもある。


とはいえKrush、K-1で王座を獲得するなど、卜部がトップクラスの戦績を残してきたことも確か。練習内容に関しては手応えがあり、2月の試合から大きな変化はないと卜部。ただ、試合当日の爆発力を高めるために減量の方法を変えたりといった微調整はあるようだ。前回の試合では相手が直前に変更、左右の構えが違う選手との対戦になった。そこで本領が発揮しきれない部分もあったため、現在は左右関係なく、相手への対策よりも自分の能力を高める練習が中心になっているとも。


「自分はいつもそうですけど、今回も自信がある」と語る卜部。“スピードマスター”と呼ばれるほどの素早い動きとテクニックを持つ山本との対戦にも「今ならスピードでも僕が上」と言うほどの自信を持っている。山本は過去に対戦経験があるだけでなく、同じリングでトップを走っていた先輩でもある。それだけに「昔からよく見ているので、動きはよくわかる」。


この試合はトップファイター対決であり、生き残りをかけた過酷な対戦だ。敗れたほうは、そのキャリアにおいて大きな痛手を負い、トップ戦線から大きく脱落することになる。そんな残酷さもK-1なら、インパクトを残す勝利を挙げれば一気にチャンスが掴めるのもまたK-1。


卜部自身、そんなリングで長く闘ってきただけに、今さら精神的にブレることはないのだろう。「周りは気にしないで、好きなように暴れるだけ」

常に新世代が台頭し、新陳代謝の激しいK-1・Krush戦線。勝つだけでなく存在感を残すことが重要になるからこそ、卜部は好きなように暴れて観客を魅了する。

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