“新生K-1の申し子”平本蓮「K-1が僕の人生を作ってくれた」 自らのベストバウトを語る

9月13日、『平本蓮"オオカミくんでも人気のK-1の申し子、自分で選ぶベストバウト"』がAbemaTVで放送された。


もともと格闘技に興味がなかったという平本だが、プロボクサーを目指していた父親の勧めで格闘技ジムに行ったことがきっかけになったそうで、「ハマっちゃったって感じですね。強さを求めることに」と明かす。


そんな平本が選ぶベストバウトの1つめは、2014年11月『K-1甲子園2014』の佐野天馬との決勝戦。『K-1』という目標がなくなってしまい、「何をしたら良いのか分からない時期があった」と当時を振り返る平本は、「新生K-1と僕の格闘家人生のスタートが同じで運命を感じた」と語る。この試合は2つのダウンを奪った平本が勝利を収めている。


2つ目に、2015年1月『K-1 WORLD GP 2015』の石川祐樹との試合を挙げた平本。もともと防具をつけてのポイント制の試合をしていた平本は、小さいグローブで挑んだ試合に「俺、いま初めて戦っているっていう気になりましたね」とKO勝利したプロデビュー戦の感想を語った。


そして3試合目には、2015年4月『K-1 WORLD GP 2015』の飯塚祐己との試合を挙げる。「意外に簡単にKOできるな」と自身でK-1を“ナメていた時期”と平本は振り返るが、試合は1ラウンドで圧勝している。


4つ目のベストバウトとして挙げた試合は、2015年9月『K-1 WORLD GP 2015~SURVIVAL WARS~』の木村“フィリップ”ミノル選手戦で、平本は「この試合が僕の人生を変えましたね」と振り返る。突然決まった木村との試合だったが、平本は「ここしかない」と試合に挑んだのだそう。試合は平本が語った通り、リング上で拳を使った“会話”ともいえる激戦を繰り広げ、惜しくも判定負けを喫している。


5つ目の試合は2016年1月の『Krush62』での原田ヨシキ戦で、当時2連敗していた平本は「これで負けたらどうしよう」というプレッシャーがあった試合だと振り返る。それに打ち勝ったことで自身が一段階レベルアップしたのだとも分析。試合は平本が2ラウンドでKO勝利し、試合直後には感極まり涙を流していた。


ベストバウト6つめは、2016年6月の『Krush66』の佐々木大蔵戦。佐々木に対しても、プロ格闘技に対しても「舐めていたところはあった」と吐露する平本は、この試合に敗れたことによって「格闘技を休憩しようかな」と思ったのだそう。だからこそ自身の弱い部分と向き合うきっかけになったのだとも語った。


平本は7つめの試合として、2017年2月の『K-1 WORLD GP 2017 JAPAN』のブリース・デルバール戦を挙げた。佐々木との戦いに敗れ、自身と向き合った後の戦いとなったが「どうしても勝ちたい」という思いで挑んだそうだ。試合は激闘の末、平本が判定勝利を収めている。


9つめは2017年2月『K-1 WORLD GP 2017 JAPAN』でのゴンナパー・ウィラサクレックとの試合。平本は「一生自慢できる試合なんじゃないかと思いますね」と胸を張る。誰もがゴンナパーの勝利を疑わなかった試合だったが、大歓声を背に受けて玉砕覚悟で戦った試合は1ラウンドで平本が衝撃のKO勝利を収めている。


10試合目に選んだのは同大会での初代ライト級王座決定トーナメント決勝戦のウェイ・ルイとの試合。ゴンナパーを下し、満身創痍で挑んだ試合は惜しくも判定負けとなったが、対戦相手のウェイからも「パーフェクト・ファイター」と褒められたそうで、自身も試合後「スッキリした」と潔かった。


11番目に選んだ試合は2017年6月『K-1 WORLD GP 2017 JAPAN』でのウマル・パスハエフ戦。「K-1を背負うという気持ち」で挑んだという試合は、さらなる成長を見せつけるような安定した試合運びで常にウマルにダメージを与え続け、完勝とも言える内容で判定勝ちを収めている。


ベストバウトを振り返りつつ「K-1が僕の人生を作ってくれた」と格闘技への感謝を述べる平本は、感動できる試合をすることで恩返しをしたいと、今後の抱負を語った。

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