“WWEスーパースター”クリス・ジェリコ、1.4東京ドームでケニー・オメガと戦う理由

来年1月4日に開催される新日本プロレスの『レッスルキングダム 12 in 東京ドーム』で、IWGP USヘビー級王者のケニー・オメガに、“WWEスーパースター”のY2Jことクリス・ジェリコが挑戦することが正式決定し大きな話題となった。


11月5日の新日本プロレス大阪大会でケニーは、バレッタを下してIWGP USヘビー級王座の3度目の防衛に成功した。試合後、ケニーがマイクを握り日本語で「もし挑戦したいヤツがいたら出てください。誰かいないの?」とアピールすると、場内が暗転。場内ビジョンにジェリコの姿が映し出された。


ケニーの写真を引き裂いたジェリコは「ケニー・オメガ、お前は素晴らしいレスラーだ。だが世界最高はお前じゃない。この俺だ。ショーン・マイケルズ、エッジ、CMパンク、アイツらは過去の人間になった。俺は今も現役だ。俺こそが世界最高で、この世界の“アルファ”(頂点)だ。俺はお前に挑戦する。どっちがベストか見せつけてやる。どっちが最高のレスラーか確かめようぜ」と挑戦表明したのだ。


ジェリコの新日本プロレス参戦は、WCW所属時代の1998年以来20年ぶりで、1999年にWWEと契約して以来、WWE以外で試合をするのは初めてのこととなる。2004年にビル・ゴールドバーグがWWE所属としてハッスルに参戦したことはあったが、WWEにて現在進行形で活躍している選手が日本のマットに上がるのは異例中の異例だ。


大物挑戦者の登場に、ケニーは「強い挑戦者が出てきたな。まさにドリームマッチだ。これはレッスルマニアとレッスルキングダムの闘いだ。お前が俺に挑戦してくるんだ。それを蹴るようなマネはしない。俺たちで歴史をつくるんだ」とジェリコの挑戦を受諾した。


アメリカのプロレス業界誌の報道によると、ケニーとジェリコの試合のアイデアを考えたのは、ジェリコ自身だったという。ジェリコは8月に行われたフロイド・メイウェザー VS コナー・マクレガーのボクシングマッチが行われるまでの過程を見ていて、プロレス界で今まで誰も見たことのない何かをしようと考え、ケニー VS ジェリコの一戦を思いついたのだ。


ラジオ番組に出演したジェリコは、ケニーと対戦する目的について、こう話している。「俺は今までに無かったことをするのが好きなんだ。俺はWWEで特別なポジションにいると思ってるし、会社とは良好な関係だ。80年代、ハルク・ホーガンやリック・フレアー、ニック・ボックウィンクルなどの大物選手たちは日本で活躍した。俺は世界王者ではないが、俺がそこに行くというだけですごいことだし、これはファンのためなんだ」。


ケニーとジェリコは、ともにカナダ・ウィニペグ出身で、ケニーは「同郷ということもあって、意識し続けてきた。彼は様々な国で戦い、トップに立ったスーパースター。自分も彼と同じようになるんだと思って、世界で戦ってきた」とコメントし、ジェリコから影響を受けたことを認めている。


来年のロサンゼルス大会の開催も決まっている新日本プロレスにとって、ケニー VS ジェリコは文字通りワールドワイドな注目を集める一戦になりそうだ。

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