キャンプ場、工場、電車、東京ドーム…DDTの真骨頂「路上プロレス」のデタラメすぎる魅力

今年、旗揚げ20周年を迎えたDDTでは、記念企画という意味もあり団体名物の路上プロレスがいつも以上に印象的だった。

(ドームでの試合を終えると、“大社長”高木三四郎は無人島プロレス開催を宣言)


路上プロレスとは、その名の通り路上をはじめリングのない場所で行なわれる闘いのこと。その場にあるあらゆる物を使い、高い所があれば昇ってダイブ、池に飛び込んだり自転車で相手に突っ込んだりと、何でもありと言うにはあまりにデタラメなバトルである。だがそれこそがDDTの真骨頂。DDTがサイバーエージェントグループ入りするきっかけになったのも、藤田晋社長が路上プロレスの映像を見たことだったという。


今年は20周年記念イベントとして、なんと東京ドームでの路上プロレス、高木三四郎vs鈴木みのるを実施。「ドーム大会」ではなく「ドーム全域を使った路上プロレス」のためマウンド、スタンド席、さらにブルペンとあらゆる場所で激闘が展開された。 新たな試みとしては、銚子電鉄とコラボしての「電車プロレス」も実現している。


また、かつての名物企画「キャンプ場プロレス」も復活。大自然の中での闘いの中、山小屋に籠城した選手にロケット花火が集中砲火される名場面も。

(キャンプ場、ゴールドジムと、路上プロレスでも高い勝率を誇るのがDDTのシングル王者・竹下幸之介)


8月の両国国技館大会でタッグ王者となったHARASHIMA&丸藤正道は鉄工所での「工場プロレス」で初防衛戦。プロレス界のメインストリームで活躍してきた丸藤が、男色ディーノにフォークリフトを使った不知火を決めた。


さらにゴールドジム内プロレスでは豊富なトレーニング器具を使った闘いが。メチャクチャでありデタラメであり、そしてアイディアしだいでいくらでも面白さが増していくあたりは“文化系プロレス”とも呼ばれるDDTらしい部分だ。


その斬新さは、プロレスを知らない人にもオススメ。そこには従来の概念を覆す衝撃があるはずだ。

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