「K-1は甘くない」武尊、格闘技で“一番重要視するポイント”

「2戦トーナメントを戦っただけでK-1プロになり、賞金300万を手にするのは余りにも甘すぎる」


K-1ファイター発掘番組「格闘代理戦争」(AbemaTV)に、現役格闘ファイター、武尊が殴り込みをかけ4枠目に名乗りをあげた。


武尊の「K-1アマチュアの中にも頑張っている選手はたくさんいる」という言葉の通り、年に1度開催されるK-1甲子園やカレッジといった年代別の学生チャンピオンのトーナメントと、同軸で全国に散らばるK-1ジム所属のアマチュアはCクラス、Bクラスという下部のカテゴリーをそれぞれ2勝し勝ち上がってAクラスへと登る仕組みで、アマチュア全国大会で優勝した選手は、「K-1」を頂点にした「Krush」「KHAOS」というカテゴリーでのプロ契約が許される。厳密にはその他にも様々な形でプロになる方法があるが、いずれにしても「狭き門」であることは確かだ。


そんなK-1の昇格システム自体が厳しい中で、企画とはいえ有識者のツルの一声でプロ契約が決まってしまうということに武尊が物申したのも、そのような厳しい現K-1の仕組みを知ってもらう意味合いもあるだろう。


今回敢えて武尊がアマチュア大会の優勝者に限定せずにポテンシャルのある選手を独断と偏見でピックアップするという試みも、「気持ちの部分を一番重要視する」という異例の選抜方法で武尊が注目した選手の一人が18歳の高校生ファイターの中嶋志津麻。


極真空手歴6年、キックボクシング歴5年というキャリアの持ち主。西京佑馬、西京佑馬、平本蓮、軍司泰斗など、10代でK-1のシステムから勝ち上がって来ている選手に続く存在として「格闘代理戦争」での飛び級は本人にとってもおいしいオファーになる。


現役ファイター・武尊の参戦には賛否両論はあるものの、魔娑斗、山本KID、小川直也と錚々たるレジェンドファイターが発掘して来た人材で、凌ぎを削りプロを目指しているK-1アマチュアとの対戦は、その実力差を推し測るベンチマークとしても興味深い。いずれも逸材揃いのトーナメントゆえにどの選手が勝ち上がるかは全く未知数ながら、K-1アマチュアがあっさり敗れるという事も許されない。「代理戦争」という言葉が重く響く代表先行になった。

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