王者チンギス・アラゾフの首を獲るのはオレだ!今年最後のK-1は日菜太vs廣野祐が挑戦権をかけ激突

さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナに進出するなど、今年のK-1は躍進の年となった。その締めくくりとなる年内最終興行が、12月27日に後楽園ホールで開催される。これはもともと年間スケジュールには入っていなかったもので、来年に向けてチャンスを掴みたい選手たちが出場する。『K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~SURVIVAL WARS 2017~』という大会名通り、生き残りをかけた闘いという意味も強い。

そのメインイベント、つまり今年のK-1の最終試合となるのは、日菜太vs廣野祐。勝者には来年3月21日のさいたまスーパーアリーナ・メインアリーナ大会でK-1スーパー・ウェルター級王者チンギス・アラゾフに挑戦する権利が与えられる。


両者とも-70kgで国内屈指の強豪。しかし6月の王座決定トーナメントでは1回戦で敗れている。今回はこれまでの実績、現時点でスタンバイできる選手の中での期待値から選出された顔合わせだが、負ければ次のチャンスが大きく遠のくとも言える。


今年、念願叶って新生K-1参戦を果たした日菜太。K-1王座奪取は選手生活の集大成となる一大目標だ。9月の再起戦は外国人選手相手のラフな展開となったがペースを乱さず競り勝っており、心身ともにタフさが増した印象だ。


すでにアラゾフ戦に向けフィジカル強化も意識。廣野戦はその試金石ともなる。得意とする左の蹴りだけでなく、パンチの成長も大きい。廣野は「相手の光を消すタイプ」という日菜太だが、そんな相手とも“魅せる”試合をという思いも強いようだ。「やっぱり、今年のK-1の最後のメインですから」。


一方の廣野も、この試合は成長ぶりが問われる。「リスクを負わないのはリスク」という発言もあり、単に堅実に勝つことだけを意識しているわけではなさそうだ。「自分を出し切る試合をすれば内容もついてくる」とも。


どちらが勝つにせよ、求められるのは「この男ならアラゾフに勝てるんじゃないか」とファンに思わせること。王座決定トーナメントで圧倒的な力を見せたアラゾフに立ち向かえる日本人はいるのか。それはK-1スーパー・ウェルター級の今後の期待感にもつながってくるテーマだ。

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