「2018年、K-1でオレが一番目立ってやる」18歳の“新生K-1のエリート”軍司泰斗は、王者・武居由樹を狙う

12月27日(水)後楽園ホールで開催される「K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~SURVIVAL WARS 2017~」。今年最後を飾るK-1は、その名の通り時期スター候補といわれる若手選手がひしめき合うサバイバルといえる戦い。来年に控える大舞台「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~K'FESTA.1~」へのアピールとなる重要な大会だ。「ONE DAY」(AbemaTV)では、第2代Krush-53kg王者、18歳の軍司泰斗に注目した。

第3試合で大岩翔大と対戦する軍司。近年次々と次世代ホープを輩出するK-1アマチュア優勝、16歳でKrushデビュー。そして2016年にはK-1甲子園優勝、今年の9月のKrush-53kg戴冠と着実にステップアップしてきたいわば新生K-1のエリートといえる存在だ。


年齢を考えるとまだまだ発展する過程ともいえる軍司。普段は車、バイク、スケボーなどを楽しむ10代の若者だ。トレードマークともいえる日焼やした体を焼く日サロ通いも「童顔に見える自分をイカつく見せるため」と明かす。それ以上に「チャンピオンになったので他の人と違う、1番練習しないといけない」とその自覚や責任感も人一倍大きい。


所属するチームペガサスのチームメイトは軍司について「しっかりフットワークを使ってどこからでも強い攻撃を打てる。パンチも蹴りも強いので、パンチと蹴りを打ち分けれて当てれるのが強いところ」と評価し、一方でチームの梶原龍児代表は「伝えた技術や練習方法をとても不器用な性格ながら一週間後にはクリアしていく。本人が見ていることと、私が見ている第3者の目を素直に聞いて実戦して、それをクリアしていくスピードがチームの中でも抜きん出ている。」と、必ずしも天才肌ではないものの、技術や課題への取り組み方と、難題に対する処理能力の高さを挙げた。


現在のKrush王者という地位についても「Krushは、小さいときから見てきたので、そのベルトが1番最初に獲れたことが1番嬉しい。このジムの中で初めてタイトルを獲ったのも嬉しいです。」と語り「面白い試合イコールKOと僕は思っている」という理念などまさに新生K-1の申し子という表現そのままだ。


対戦する大岩翔大は現在4連勝中。「KHAOS」「Krush」と実績を重ねながら、今回のKrush王者軍司への挑戦は目下狙うべきターゲットとしては最高の相手といえる。対戦相手に関して軍司は「タイトルも獲ってないので自分よりは格下というのはあります。でも舐めてかかったら絶対負けると思うので、そこかしっかりイメージして練習しています。」と強気ながら、その発言は慎重だ。そのは言葉を裏付けるように朝は自主練のランニング、昼はK-1ジムでの練習、さらにパンチの技術強化のために夜はボクシングジムと一日中格闘漬けという、ストイックな一面も覗かせる。


18歳でKrush王者と驚く程、順風満帆な軍司の格闘キャリアではあるが、彼の中で常に意識しているのは第2代K-1 WORLD GPスーパー・バンタム級王者、武居由樹の存在だ。2年前、初代Krush -53kg王者の武居に判定で敗れた軍司が、次のステップとして狙うべき相手は合致している。


「2018年K-1で俺が1番目立ってやろうと思っています」と来年に向け気合も十分の軍司、できればK-1史上最大の大会となる「K'FESTA.1」のリングで武居超えを果たして2018年さらなる飛躍を目指したいところだ。

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