2018年“新生K-1史上最大のビックマッチ”の切符は誰が獲るか?「K-1 SURVIVAL WARS」いよいよ開戦

12月27日(水)後楽園ホールで開催される「K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~SURVIVAL WARS 2017~」。2017年のK-1を締めくくるこの大会は来年3月の大舞台「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~K'FESTA.1~」への最後のアピールとなる選手たちにとっては重要な大会だ。


「K'FESTA.1」といえば、「新生K-1史上最大のビックマッチ」との触れ込みどおり、これまでで最大級の会場で行われるだけでなく、数年かけてK-1が築き上げて来た人材を出し惜しみ無く本気モードで送り込む大会。


すでにサプライズとして大雅のスーパー・フェザー級タイトルに、フェザー級王者の武尊 が3階級制覇に挑戦することが決定。ライト級王者、ウェイ・ルイ、スーパーライト級、野杁正明、ウェルター級王者、久保優太、スーパーバンタム級、武居由樹、スーパーウェルター級、チンギス・アラゾフ、ヘビー級、アントニオ・プラチバットがそれぞれトップランカーを迎え撃つ7大タイトルマッチを行うことが決定しているが、今回の後楽園大会はタイトル戦以外で出場選手を選抜する「Road to K'FESTA.」となる大会なのだ。


まず見どころは、対戦相手が決定していないスーパーバンタム級・武居とスーパーウェルター級・アラゾフの挑戦者争いだ。


メインではスーパー・ウェルター級の次期挑戦の当確線にいる日菜太が同階級で凌ぎを削る廣野祐と対戦、スーパーバンタム級は、Krush王者の軍司泰斗と大岩翔大が対決。この試合の勝者が3月の大会に足を進めるという最も判り易い形で決定することになりそうだ。


旧K-1 WORLD MAXの次期エースと目された日菜太が、さまざまな団体を渡り歩き新生K-1を再び戦いの場としてターゲットにし約1年、スーパー・ウェルター級トーナメントではジョーダン・ピケオーに判定負けを喫したが、続くウェルター級トーナメントではセルジア・サンチェスに勝利。この大会を制してアラゾフのタイトルへの挑戦で目標の新生K-1初戴冠を狙う。一方の廣野もK-1~Krushで長年トップ戦線を渡り抜いて来た強者、ある意味新生K-1では「新参者」といえる相手を撃破し3月の同階級挑戦への切符を掴みたいところだ。


一方、今年サプライズ的な王座戴冠後無双ぶりを発揮、もはや難攻不落となった「足立区の壊しのベビーフェイス」武居の対戦相手も超激戦の階級を象徴するものとなりそうだ。王者武居と、軍司は数ヶ月前まではKrushの同階級で争う間がらだった訳でその構図は非常に分かりやすい。


現在、軍司が保持しているKrush -53kg王座は、武居が返上したタイトル。初代タイトル決定戦で軍司は武居に敗れている。そこに割って入るのがKrushの下部という位置づけのKHAOSの-55Kgトーナメントを制した大岩翔大。KHAOSに続き10月のKrashでも勝利、今が旬といえる状況で若手のホープ、軍司を倒し一気にK-1への昇進を狙う。


今回の大会では、さらに次世代のエース争いともいえるKrush-58kg王者、西京春馬と椿原龍矢のK-1甲子園から延々と続く因縁の対決など2018年のK-1の勢力図を垣間見るようなカードが目白押しとなっている。いずれにしても出場選手全員が「Road to K'FESTA.」を見据えて激しい戦いを繰り広げることだろう。

続きを見る