車が暴走、試合中に交通事故発生!「両国国技館全域を使った路上プロレス」前哨戦がアツすぎる

(屋外へ飛び出し、自販機の上で闘い始めた阿部(左)と高尾)


DDT春のビッグマッチ、3月25日の両国国技館大会に向けた闘いが連日、加熱している(両国大会はAbemaTVで生中継される)。すでに全カードが決定しており、選手たちは大会ごとに大一番に関連した前哨戦を闘っているが、とりわけDDTらしいのが路上マッチだ。


3.25両国では「両国国技館全域を使った路上プロレス~エニウェアフォール5WAYタッグマッチ」が組まれている。対戦するのは高木三四郎&一般人・澤宗紀、マイク・ベイリー&MAO、宮本裕向&高尾蒼馬、木高イサミ&阿部史典、中澤マイケル&中邑珍輔の5組だ。


場内ロビー、トイレ、支度部屋の風呂、さらには地下の焼き鳥工場まで、ありとあらゆる場所を舞台に争われる闘い。エニウェアフォール形式のため、決着もリング外でつく場合がある。


「両国国技館全域を使った路上プロレス」は、DDT両国大会ではおなじみ。今年はとりわけ豪華かつ異色のメンバーと言っていいだろう。この試合に向け、3月2日の新木場1st RING大会では高木vsMAOvs高尾vs安部vs珍輔の5WAYマッチが行なわれた。こちらも路上マッチ形式だが、会場の敷地から外に出たら負け、また会場の管理を担当する佐藤さんを怒らせても負けという特別ルール。


予想通り、試合はリング上にいる選手がほとんどいないという展開に。選手たちはひたすら場外で暴れ回り、観客のイスも散らばり放題。中邑珍輔は某世界最大の団体のスーパースターの曲で登場するとキンシャサっぽくヒザを連打して「イヤァオ!」。以前から「路上もやってみたい」と語っていた阿部はジュースの自販機に飛び乗り、高尾とバトルを展開して落下してしまう。さらにMAOは機材車の屋根からケブラーダ。観客が呆気に取られている中でもMAOの暴走は止まらず、その機材車に乗り込むと比喩ではなく暴走、会場の中に突っ込んでいった。

(試合中の交通事故でへこんだ車体に松井レフェリーも愕然)


その先にいたのは“大社長”高木だった。真正面から吹っ飛ばされた高木は完全にダウンし、そのままMAOがフォール勝ち。敷地の外に出るどころか、屋内での交通事故という予想だにしなかった惨事が起きてしまった。


さらにMAOは両国大会でDDT名物「敗者肛門爆破」をアピール。そして「手始めにこの新木場1st RINGを爆破します!」と花火を持ち出す。が、ここで佐藤さんが激怒して強制終了。


というわけで路上での遺恨は次回以降の前哨戦でも続くことに。高木、澤、イサミらの手練れに加えてMAO、阿部と若い世代の“路上適性”も抜群で、両国の路上マッチも大荒れになりそうだ。


文・橋本宗洋

続きを見る