“筋肉アイドル”才木玲佳が語る、新コスチュームの狙い「筋肉をより見せたい」

(これが才木の新コスチューム。髪型にも変化が)


テレビ、ラジオでも人気の“筋肉アイドル”才木玲佳が、2月18日にプロレスラーとしての復帰戦を行なった。舞台は主戦場の東京女子プロレス、新木場1st RING大会だ。


1月4日の後楽園ホール大会でシングル王座「TOKYOプリンセス・オブ・プリンセス」のベルトを奪われた才木。その後、約1カ月半リングから離れていた。


復帰戦では坂崎ユカと組み、伊藤麻希&瑞希と対戦。心機一転、新しいコスチュームで登場すると得意のパワー殺法で快勝した。DDTの大一番である両国国技館大会(3月25日)も決まっている才木に、復帰戦の手応え、そしてあらためて感じたというプロレスへの思いについて聞いた。


(聞き手・橋本宗洋)


――今日は先日の復帰戦についてお聞きしたいと思います。

才木 はい、筋肉担当! 元気! やる気! 才木玲佳です! よろしくお願いします!


――今日はいつも以上にテンション高いですねぇ。

才木 プロレスのおかげですかね(笑)。1カ月半、試合がなかったのはデビュー以来、初めてなんですよ。センター試験があったりとかで、正直「長いな」とは感じなかったんですけど。


――それだけ忙しいわけですよね。

才木 毎日「勉強、勉強」っていう感じだったので。ただジムでトレーニングはしてたんですけど、プロレスの試合っていうとまた感覚が違うんですよね。違和感っていうのか。体的な感覚の違いがあって。


――頭じゃなく体が「なんかいつもと違うな」と。

才木 机に向かってばっかりなので、動きたくなりますよね(笑)。ジムでウェイトやっても、プロレスみたいには動かないので。


――暴れたりないというか。試合をしてみて、リングならではの感覚みたいなものはありましたか?

才木 1カ月半ぶりでも「懐かしい!」って思いました(笑)。


――それだけ飢えてたんですかね。

才木 私は入場曲が鳴るとスイッチが入るんですよ。そこから照明が当たって、お客さんの声援や拍手が聞こえて。その感覚っていうのはやっぱり独特の気持ちよさですね。コールされて紙テープを(投げて)もらって、そこで本当に「帰ってきたな!」って。リングに上がったら闘争心が前面に出てくるので、そこはアイドルの「れいたん」とは違う「プロレスラー・才木玲佳」が出ますし。


――試合内容も、相手チームを2人まとめてブレーンバスターで投げたり、パワーが際立ってましたね。

才木 そこが持ち味なので、しっかり見せたいと思ってました。でも最初から考えてたのは「必ずジャックハマーを決めて勝つ」っていうことだけですね。2人まとめて投げたのはその場の発想で。


――パワーに自信がないとその発想が出ないですよ、まず。

才木 坂崎さん、瑞希さんはスピードがあって、私はパワーを使って、伊藤ちゃんもいつもの伊藤ちゃんらしくて、いい試合ができたかなって思いますね。伊藤ちゃんとは去年の1.4後楽園でもやったので、懐かしさと楽しさが両方ありました。


――1.4で対戦して以降、才木さんはチャンピオンになったし、伊藤さんも独自のポジションを築いて。それぞれのスタイルで成功しましたよね。伊藤さんも才木さんに関しては意識する部分があるみたいです。

才木 えっ、そうなんですか!? やってることが全然違うのに。


――「自分にはできないことをやってる」っていう感覚なのかもしれないです。

才木 そうかぁ……じゃあ伊藤ちゃん、私のことリスペクトしてくれてるんですかね?


――「伊藤ちゃんにリスペクトされ軍団」ですか。

才木 それは書いておいてください(笑)。でも伊藤ちゃんは伊藤ちゃんにしか出せない味を出してますもんね。私にはないものを持ってるので。東京女子プロレスは個性が出しやすいし、選手にとってやりやすいリングだなって思います。


――今回はコスチュームも新しくされてましたね。

才木 だから再デビュー戦みたいな感じもありました。


――新コスチュームもブルーが基調ですけど、変えたポイントはどの辺ですか?

才木 まず、筋肉をより見せたいなと。プラス、ゴージャス感。今までのコスチュームって、デビューした時からずっと着てたんですよ。だから新人らしくというか、派手すぎず、主張しすぎずというのもあって。


――シンプルでしたよね。

才木 今回はもっとゴージャスにいこうと。再起戦ですし、気合いを入れて。それから、こだわりは肩のライン! ここを見てください。こうやった(力こぶを作った)時に肩の周辺、三角筋を中心にしっかり見てもらえるように。

(以前より背中の筋肉が目立つようになっているのもポイント)


――より深いラインで。

才木 後ろも広背筋がしっかり出るようにしてもらって。下は「ムキカワ」のロゴを入れてます。素材もホログラム、ライトが当たるとキラキラする感じで。


――筋肉を見せつつゴージャス感も出しつつだと、入場でガウンとかは着られないですよね。

才木 そうなんですよ! 着るとしてもノースリーブのガウンとか(笑)。


――とにかく腕は見せたいと(笑)。そういうガウンもありますね、秋山準選手的な。髪型も若干、変わりました?

才木 そうなんですよ。右側の編み込みは同じなんですけど、前髪をなくしてみました。横に流して。


――それは狙いがあるわけですよね。

才木 よりアイドルの時とのギャップを出したいなって。人って髪型ひとつ、前髪だけで印象がガラッと変わると思うんですよ。より女らしく、大人っぽい感じになったってファンの人から言ってもらえたので、これは成功だなと(笑)。


――確かに印象が変わりますね。

才木 前髪がないので、眉毛が見えるようになったのも大きいと思います。このキリッとした眉(笑)。高木(三四郎)さんにも「宝塚の人みたいだね」って言ってもらえて。


――大社長は宝塚を意識してる部分があるみたいですよ。女性ファンに見てほしいっていうのも含めて。

才木 それは私もうれしいですね。女性に憧れられるレスラーになりたいっていうのは目標なので。やっぱり成功でした(笑)。

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