青木真也、仮面女子・川村虹花選手は「ずるい」「素晴らしい狂気」

こんにちは。青木真也です。かろうじて選手です。


3月11日に新宿FACEで開催の「女子総合格闘技DEEP JEWELS」に行って参りました。そして参りました。大会、長すぎだよ。2時間前後の大会が、見ていて一番いいのです。格闘技大会は2時間。長くても3時間でまとめてくれると観客側は助かります。3時間55分もあれば、サイパンまで行けちゃう時間だ。2時間でお願いしますネ。


まあそれはそれとして。第三試合を務めた仮面女子、川村虹花選手。プロのファイターとして素晴らしかった。それまで知らなかったのですが、仮面女子は熱狂的な人気を集めるアイドルグループです。会場にも応援するファンが多数かけつけていました。


アイドルが格闘技って!? と思うかもしれませんが素晴らしかった。


アイドルの世界は弱肉強食だと勝手に解釈しています。

人を蹴落としてでも自分が上に行く弱肉強食の世界。屍の上に立つ事で上がる格闘技と共通点は多い。芸能の世界の方がより厳しいのだと認識しているので、アイドルのメンタリティは格闘技に適しているはずだと思います。リング上の彼女からは「闘い」と「殺し」がありました。競技レベルどうこうではなく「闘い」と「殺し」がある選手は人を惹きつけます。ファイター必須のメンタリティが彼女にはあります。素晴らしい狂気だった。


そしてアイドルってアスリートだった。頭からぽっかり抜けていたけども。


アイドルは歌って踊ってとハードな運動を繰り返しています。そりゃあコンディションもいいし、身体能力が高くないとできない仕事だ。メジャースポーツでない格闘技に来る人材の運動能力を考えると、アドバンテージを感じます。実際に川村選手の運動能力は高いと感じました。ずるいよ。


しっかりと練習して、試合を重ねて、年末のRIZINでプロ格闘家としてテレビに出るって絵になるよね。僕が考えなくても、考えてるでしょうけど。虎視眈々と。ガンバって。


ポジションを取るって大切です。ただ普通にやっていても、ただの格闘技選手でしかない。格闘技プラスで何かを足せば、オリジナルな武器になる。僕だってそうだし、仮面女子・川村選手もそうだ。空いているポジションを見つけて作って、そこに座った者勝ちです。格闘技でも仕事でも、何かと組み合わせていけば強さが出るんじゃなかなって話。周りの目を気にしないで元気にやりましょう。

私事なのですが。試合が決まっています。公式なアナウンス前なので詳細は書きません。書けません。MMAで闘います。あと何回試合ができるだろうと考えることもありました。今は毎試合、オリジナルな作品が作れることに喜びを感じています。試合まで一生懸命向き合います。辛いこと怖いことの方が多いけども、少しでも楽しまなくちゃ。


文/青木真也(格闘家)


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