桜庭和志、会見中に「もう口きかない」 柔道プラス打撃“ネオ柔道”の小見川道大が参戦

(会見は小見川道場にて行なわれた)


4月11日、桜庭和志がプロデュースする新イベント「QUINTET」がスタートする。会場は両国国技館だ(大会はAbemaTVにて生中継)。


この「QUINTET」はMMAではなく組み技限定、グラップリングのイベント。団体戦の「抜き試合」で行なわれるため、図抜けた選手が5人抜きする可能性もある。メンバー構成、出場順も重要な要素だ。


3月19日には、トーナメント出場4チームの全メンバーが発表に。柔道出身の強豪を揃えたJUDO DREAM TEAMに小見川道大が加わることがアナウンスされている。各チームのメンバーは以下の通り。


〈HALEO DREAM TEAM〉

桜庭和志/ジョシュ・バーネット/マルコス・ソウザ/中村大介/所英男/


〈JUDO DREAM TEAM〉

石井慧/ユン・ドンシク/小見川道大/キム・ヒュンジュ/出花崇太郎


〈POLARIS DREAM TEAM〉

グレゴー・グレイシー/チャールズ・ネグロモンテ/クレイグ・ジョーンズ/ダン・ストラウス/宇野薫


〈SAMBO DREAM TEAM〉

テオドラス・オークストリス/マリウス・ザロムスキー/ミンダウガス・ベルツビカス/セルゲイ・グレチコ/ビクトル・トマセビッチ


小見川道場での会見には、小見川と桜庭が出席。柔道チームは1回戦で桜庭率いるHALEOチームと対戦することになっており、勝ち抜き状況しだいでは小見川vs桜庭や小見川vsジョシュが実現するかもしれない。


現在、主戦場にしている「巌流島」を通して参戦が決まった小見川は「夢のよう。手合わせできるのは挑戦ですし光栄でもあります」と語った。


小見川は柔道で世界レベルの闘いを経験し、MMAに転向するとPRIDE、戦極、DREAM、さらにはUFCにも参戦するなど、日本のフェザー級を代表する選手として活躍してきた。柔道に打撃を加えたファイトスタイル“ネオ柔道”が持ち味だ。


打撃なし、かつ道衣も着用しないグラップリングの試合は初体験となる小見川。だがもちろん練習ではこれまでにも取り組んでおり、抜き試合も柔道で経験。「グラップリングは勝手がまったく分からない。でも自分なりに、グラップリングでもネオ柔道を見せられれば」と言う。


会見はリラックスした雰囲気で進んだものの、途中で「あ、敵じゃん」と気づいた桜庭が「もう口きかない」「(小見川と練習している所英男にも)しゃべるなって言っとくんで」と急に揺さぶりをかける。

(会見後の撮影ではロックアップで組み合った両者だが、目が合うと思わず笑ってしまう)


「いや無視されたら怒りますよ」と苦笑ぎみの小見川だったが、「できれば5人抜きしてみたい。『柔道部物語』とかで読んで憧れてました」と先鋒としての出場を希望するコメントも。42歳の小見川だが、新たな挑戦に胸を躍らせているようだ。


文・橋本宗洋

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