「マッスル女子高生にする」“筋肉アイドル”才木玲佳、JKプロレスラー・小橋マリカを英才教育

(タッグ王座挑戦に向け、まずはシングルマッチで絆を強めた小橋(左)と才木)

(C)DDTプロレスリング


東京女子プロレスが4月7日に王子大会、8日に春日部大会と2日連続で興行を開催し、両日とも超満員を記録した。


ここでシングルマッチ2連戦を敢行したのが小橋マリカだ。中学生時代にデビューし、現在は高校生。“JKプロレスラー”というキャッチフレーズを持つ小橋は、東京女子でいま最も成長している選手でもある。


そのきっかけとなったのが、NEO美威獅鬼軍との抗争だった。東京女子の選手を見下す沙希様に噛み付き、気迫のファイトを見せたことで評価も上昇。同期の優宇&のどかおねえさんがタッグ王座戦でNEO美威獅鬼軍に敗れると、小橋が挑戦の名乗りをあげた。


山下と組んでの挑戦は敗北。しかし小橋の闘志に共鳴した“筋肉アイドル”才木玲佳が手を貸すことになり、2人でタッグ王座に挑むこととなった。舞台は5月3日の後楽園ホール大会だ。


今回のシングル2連戦は、王座再挑戦に向けて経験しておくべき試練と言うべきもの。7日の王子大会では現シングル王者の山下が胸を貸し、あえて変形コブラクラッチでギブアップを奪った。3カウントを取るフィニッシュ技もいくつかある山下だが「ギブアップで負けるのは凄く悔しいんですよ。今日の負けをマリカがどう考えるかが大事」とコメントしている。


8日の春日部大会では、王座戦のパートナーであり前シングル王者の才木と対戦。ここで才木はタワーブリッジ(アルゼンチンバックブリーカー)をはじめ得意技を連発。サッカーボールキック3連発など厳しい攻めを繰り出し、最後はジャックハマーで仕留めた。最大級のフィニッシュ技を使ったのは、気持ちで食らいついてきた小橋へのエールだと言っていいだろう。


試合後、リングインしてきたNEO美威獅鬼軍(沙希様&アズサ・クリスティ)に「即席タッグ」と酷評された才木&小橋。ここからどのように成長し、連携を高めていくかがタイトルマッチの鍵になる。

(試合後、リングに登場したNEO美威獅鬼軍と対峙)
(C)DDTプロレスリング


タッグ結成にあたり、才木は小橋を鍛えて「マッスルJKにする」と宣言。実際、小橋は才木のアドバイスで肉体改造に取り組んでいるという。高校生レスラーとはいえ現在は後輩の選手もいるだけに、小橋は才木戦を終えると「人としてもレスラーとしても成長したい。才木さんのどんな特訓でも乗り越えてみせます!」と意気込みを叫んだ。



才木曰く「即席タッグと言われるけど、これからタッグの絆も筋繊維も強くしていく」。いまだ無敗の沙希様&アズサに、2人がどう挑むか。沙希様vs才木という新鮮なマッチアップも含め、期待度の高い一戦だ。

(路上プロレスを見てレスラーを志したハイパーミサヲは、5.3後楽園で葛西純とのエニウェアフォールマッチが決まった)

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文・橋本宗洋


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