赤井沙希、ベルト奪取しリングから逃走!隙をついてアイアンマン王者に

(全試合終了後、怒涛の展開でベルトを奪い去った赤井)

(C)DDTプロレスリング


4月29日に開催されたDDTの後楽園ホール大会は、王座移動の連続という劇的な展開となった。


セミファイナルでは、HARASHIMAが宮本裕向を下してエクストリーム級タイトルを奪取。次の挑戦者に長年のライバルであるKUDOを指名している。


KO-D無差別級王座を11回防衛してきた竹下幸之介は、メインイベントで入江茂弘に敗北。久々の戴冠を果たした入江には、かつて同じユニットだった石井慧介が挑戦の名乗りをあげた。

(エクストリーム級の新王者となったのはHARASHIMA。5.13福岡大会での防衛戦はKUDOとのベテラン対決に)

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そして、メインの激闘でも大会が終わらないのがDDTらしさだ。選手たちがリングを降りると、始まったのは恒例のエンドアナウンス。今後の大会日程など、告知事項を選手がステージ裏や本部席からアナウンスするのだが、今回の担当がアイアンマンヘビーメタル級王者のスーパー・ササダンゴ・マシンだったことで“事件”が起きた。


アイアンマン王座は、24時間、365日いつでも、どこでも、誰でも挑戦可能なタイトル。レフェリーが3カウントもしくはギブアップを確認すれば、王座移動が成立する。アナウンスに集中していたササダンゴは、チャンスを虎視眈々と狙っていたとおぼしき若手の島谷常寛に急襲されて敗北。


新王者となった島谷だが、その喜びから隙が生まれたか。リングに上がって帰りかけの観客にベルトをアピールしたが、そこに襲いかかったのが赤井沙希だった。無防備な島谷にビッグブーツ(顔面蹴り)を叩き込んだ赤井はあっという間にフォール勝ち。すかさずリングから逃げ出した。


ベルトを抱えたままインタビュースペースに現れた赤井。もともとモデル、タレントとして活動しているだけに、今後は芸能界からも挑戦者が登場する可能性がある。赤井にとっては気が抜けない日々になりそうだが「レフェリーがいないと王座移動しないので。とりあえずボーダーとかストライプ、縞々の(レフェリーっぽい)服を着た人には気をつけたい」と赤井。


またアイアンマン王座を自身のアピールにつなげ、同時に団体を盛り上げたいということで、AbemaTVのゴールデンタイム生中継「DDT LIVE! マジ卍」で防衛戦を行なう模様だ。その対戦相手候補として「命がないもの」や「一般人の方、誰もが知っているビッグネーム」とコメント。さすがの幅広さである。


アイアンマン王座は誰でも挑戦可能なだけに、過去には一般人のタクシー運転手、山里亮太やNegiccoのKaedeといった芸能人もチャンピオンに。さらには脚立、ベルトそのもの、ラジオ番組に送られてきたリスナーからのメールといった無機物も歴代王者に名を連ねる。


そんなアイアンマンを「DDTにしかないベルト」と表現した赤井。タイトルの特性上、KO-D無差別級やエクストリーム級以上に話題を呼ぶ展開となるかもしれない。

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