青木真也、日本格闘技における高度経済成長はとっくに終わりました

こんにちは。青木真也です。中年です。


5月9日で35歳になります。23歳から格闘技を生業にして、気がついたら35歳です。「よく頑張ったね。すごいね。」なんて声も聞こえてくるのですが、引き返せない気持ちの方が強いです。やめてなにするんだよ。なにができるんだよ。しかし、ここまできてしまうと、「やめる方が損」だとも思えてきて、何があっても立ち上がる能力が身につくから不思議です。何があっても勃ちあがる。男らしいですね。男だったらこうありたいものです。豪傑がうまれる自由で寛容な社会であってほしい。


「自分で勝ちたい 自分で負けたい」


自分のことを考えていると、自分で勝負したい気持ちが強いです。収入の多寡、規模に関係なく、勝負を人に預けたくないのです。競技や仕事が好きとは、別に勝負が好きです。1月の試合直前にセコンドをしてくれた北岡悟は「勝負しにきたんだぞ」と僕に言ってくれた。先日、株式会社GOの三浦さんは「自分で勝ちたいし自分で負けたい」と僕に必要以上に大きな声で言った。まるで自分を鼓舞するように。(鼓舞する必要なんてないのに)僕の周りには自分で勝負してる人が多く、社会では少数派なはずなのに多数派だ。勝負するのは辛く苦しいけども、勝負せずにいられないのだから一生懸命に勝負しよう。格闘技くらい頑張らなくっちゃ!

5月18日に試合をします。


この記事を書いている四月末は疲労がピークです。体が疲れたら、気持ちも落ちる。なんとかしがみついて価値に向かいたい。試合だけではなく、試合に向けて勝負してるんだ。ファイター業も他の仕事と変わらず、仕込みが大切です。日常を切り取ったものが試合。だとしたら日常をおろそかにすることはできないよねって話。気が向いたら見てね。(AbemaTVでもやるよ)


4月29日に「格闘代理戦争」がAbemaTV で放送されました。


「闘い」のあるものに仕上がっています。しかし、レジェンドファイター達が仕事しない。与えられたことをこなしてればいい時代はとっくに終わっていて、今は与えられた以上のことは当たり前で、それ以上の価値を自分で創り出していくことが大切です。右肩上がりではないので、生き残るためには一生懸命仕事しましょうね。日本格闘技における高度経済成長はとっくに終わりましたので。毎週フルボッコな内容なのでお楽しみに。


文/青木真也(格闘家)


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