“筋肉アイドル”才木玲佳、「沙希様は細い。パワーでねじ伏せたい」 東京女子プロレス5.3後楽園でタッグ王座挑戦

(才木は東京女子プロレスの後楽園大会で3大会連続の王座戦)


超満員の興行が続く東京女子プロレスで、主力選手として活躍しているのが才木玲佳だ。5月3日の後楽園ホール大会では、小橋マリカとのタッグで沙希様&アズサクリスティのNEO美威獅鬼軍が持つTOKYOプリンセスタッグ王座に挑戦する。


才木はこれで後楽園大会3回連続でのタイトルマッチ。それだけ選手として成長している証と言っていいだろう。自身が感じる手応え、さらにタイトルマッチについて、才木に聞いた。


(聞き手・橋本宗洋)

――東京女子プロレスの5.3後楽園大会では、タッグ王座に挑戦します。昨年8月はシングル王座挑戦、今年1月は防衛戦だったので、後楽園3大会連続タイトルマッチですね。

才木 あっ、ほんとですね! チャンスをいただいてるし、大きい舞台で試合をすると「成長できてるかな」って気持ちになります。2016年、最初にDDTの両国大会に出させてもらった時の映像を見たら、やっぱり全然違うんですよ。当時はデビュー間もない頃で。


――使う技はそこまで変わらないんですけど、やっぱりキャリアが出るんでしょうね。

才木 一つ一つの動きだったり、アピール力だったり、試合を純粋に楽しむ感じっていうのが今とは比べ物にならなくて。あか抜けてないんですよね(笑)。それは東京女子プロレス全体もそうかもしれないです。「みんな成長してるわ~」って。


――最初は一つ一つの技を出すので精一杯みたいな感じですよね。

才木 それがキャリアなんでしょうねぇ。


――最初は、試合中にポージングすることが多かったイメージがあります。何か技を決めるとマッスルポーズ、みたいな。

才木 あぁ~確かに! よく見てますね(笑)。


――それが個性だから悪いわけじゃないんですけど。でも今はそこまでやらないですよね。

才木 試合の前と、勝った後くらいですね。どうしてですかね?(笑)。


――ポーズ取らなくても、技自体とか試合運びでお客さんにアピールできてるってことなのかなと。

才木 確かに、試合中にポージングでアピールしようっていう気持ちは今はないですね。それだけ試合に集中してるのかな。


――“筋肉アイドル才木玲佳がプロレス参戦”ではなく“プロレスラー・才木玲佳”という。

才木 そこは凄く意識してますね。入場の時のダンスもレスラーとしての表現だと思ってて、アイドルの時のダンスとは変えてるんですよ。振りはほとんど(所属するユニット)Cheer1と一緒なんですけど、細かい部分でかっこよさとか力強さを加えて。


――アイドルだから踊るんじゃなくて、プロレスラーとしての表現の一環という考えなんですね。5.3後楽園では小橋マリカ選手と組んでタッグ王座挑戦ですが、これまでに組んだことも少ないですし、異色といえば異色のタッグです。

才木 私がマリカに声をかけて組むことになったんですけど、最近、本当に頑張ってるなって。試合中の目が変わりましたよね。高校生で、みんなから可愛がられる立場なんですけど、NEO美威獅鬼軍に牙をむいて。


――公開練習もされてましたけど、マリカ選手もウェイトトレーニングに目覚めた感じですよね。

才木 本格的にやるようになって、力がついてる実感も出てきて楽しいと思いますよ。これがきっかけでどう変わっていくか。やっぱり体が細かったりパワーがないと、技の説得力に欠ける部分があると思うんですよ。そこを強化できたら目に見えて変わると思います。しかも相手の沙希様とアズサ・クリスティは細いじゃないですか。パワーで勝ちたいですよね。ねじ伏せたい。

(小橋とのタッグでタイトルマッチに挑む才木。合同練習も公開した)


――マリカ選手は“JKプロレスラー”と呼ばれてますけど、高校はいずれ卒業するわけで、レスラーとして確立しなきゃいけないっていう自覚もあるんでしょうね。

才木 そうですよね。そういう意味でも相談には乗りたいですね。


――あ、進路相談ですか。

才木 進路相談、できますよ(笑)。一応、慶応は出てるので(笑)。


――沙希様は才木選手のことを「筋肉ダルマ」とおっしゃってましたが。

才木 いや、あれは誉め言葉ですよ。ダルマっていうのは転んでも起き上がるので。まさに私のことだなと。


――ポジティブですねぇ。

才木 だってそうじゃないですか(笑)。筋肉ダルマは誉め言葉だとしか思えない。縁起がいいですよ。


――沙希様と才木さんの対戦も楽しみです。

才木 これは本当にどうなるか分からないですねぇ。そこも楽しみですし、マリカのサポートもしっかりしていきたいですね。今回はまず、マリカとNEO美威獅鬼軍の闘いなので。私はお姉さん的な立場で。今まではシングルで「自分が自分が」でしたけど、そうじゃない部分もありますよって(笑)。


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