有刺鉄線バット、イス、テーブル…凶器祭り!DDTの新星・梅田にハードコアマッチの洗礼

(伊東は有刺鉄線バット、イスと公認凶器をフルに使った闘いでハードコア初体験の梅田を痛めつける)


DDTグループの若手ブランド・DNAに所属、「マジ卍」トーナメントに優勝してスター候補として期待される梅田公太が奮闘を続けている。


ゴールデンタイム・レギュラー生中継番組「DDT LIVE! マジ卍」(AbemaTV)でのトーナメント優勝特典として、梅田はKO-Dタッグ王座に挑戦。敗れはしたが大善戦し、5月22日の「マジ卍」ではパートナーを上野勇希に変えて再挑戦することとなった。梅田と上野は竹田光珠とともにKO-D6人タッグ王座を保持しているだけに、連携でも王者チーム(関本大介&樋口和貞)に劣ることはないだろう。


また梅田はもう一つの優勝特典として「狂犬七番勝負」も敢行中。4.29後楽園ホール大会での第1戦、潮崎豪との闘いに続いて5月8日の「マジ卍」では大日本プロレスの伊東竜二と対戦した。


しかも今回は、デスマッチのトップ選手として知られる伊東とハードコアルールでの一騎打ち。凶器使用OKの試合形式で、梅田はレスラーとしての幅、過酷なルールに飛び込んでいく覚悟を問われたことになる。


キックボクシング出身、蹴り主体のファイトスタイルが持ち味の梅田だが、ハードコアならではの攻防にも積極的にトライ。自分からイスを持って“イスチャンバラ”を挑むと、テーブルの上にダウンさせた伊東めがけてハシゴの上からスプラッシュ(ボディプレス)。


このテーブルを真っ二つに折る攻撃で観客を沸かせたかと思えば、背中に思いっきりイス攻撃を受ける場面も。さらに観客の「戻せ」コールに応え、伊東はくの字に曲がったイスの上に梅田を叩き付ける。


イスを積み上げたオブジェ目がけた雪崩式ブレーンバスターも食らった梅田は、伊東の必殺技ドラゴンスプラッシュで敗北。しかし伊東は「テーブル上へのスプラッシュはやろうと思ってできるもんじゃない」と梅田の闘いぶりを称賛している。梅田自身「ここまで痛い経験はそうないでしょう」と手応えを語った。

(テーブル上の伊東にラダーからボディプレス。腹をくくった試合ぶりを見せた梅田)


3大会連続で「マジ卍」のメインイベントに登場した梅田は、DDTのスター候補として着実に成長していると言っていい。しかし、その道はまだ半ば。七番勝負の第3戦ではベテラン・田中将斗との対戦が決定(6.12新木場大会)。また試合後のリングに樋口が登場し、シングルマッチを要求している。こちらは5.20後楽園での対戦だ。


「今の梅田の勢いは凄いものがある。(タッグ王座戦の)前哨戦ということではなく、今の自分と今の梅田で一騎打ちがしたい」と樋口は言う。両者は2014年11月、DNAの旗揚げ戦において互いのデビュー戦で対戦している。ともにベルトを巻き、メインを張れる選手になったところでのシングルマッチは、確かに前哨戦以上の意味があると言っていい。


いずれビッグマッチで対戦することになってもおかしくない樋口と梅田。5.20後楽園での闘いは、これから両者の歴史を語る際、欠かせないものになるはずだ。

続きを見る