「僕は死にましぇん!」トラックに轢かれてプロポーズ DDT路上プロレスで大石真翔と大畠美咲が“マジ”結婚

(路上プロレスでのプロポーズから正式に結婚を発表した大石と大畠)

(C)DDTプロレスリング/宮木和佳子


5月25日、としまえんで開催されたDDTの名物企画・路上プロレスは史上最高にハッピーなものとなった。


今大会には“女子プロレス界の横綱”里村明衣子をはじめ女子レスラーが数多く参戦。男子2名、女子1名でチームを組んでのミックスド6人タッグ戦が繰り広げられた。その中の1チームが、樋口和貞&タノムサク鳥羽&大畠美咲。


3人は坂口征夫&高梨将弘&赤井沙希と対戦、場所が遊園地だけに、単に闘うだけでなく全員が絶叫マシーン「イーグル」に乗り込んでの度胸試し対決も。ここで誰よりもコワモテな坂口が真っ先に戦力ダウンという意外な展開に。


それでも、土木関連の会社を営んでもいる坂口がトラックを操作して樋口と鳥羽を荷台から落下させると、赤井がトラックの屋根からダイビング・ボディアタックを決めて勝利。試合はここで終わったのだが、ドラマはこれがスタートだった。


試合後も乱闘を続ける大畠に坂口が制裁を加えようとしたところに、大石真翔が割って入った。大畠をかばった大石は「僕は大畠美咲と付き合ってるんです!」と告白。“選手の顔”ではなくなりつつあった大畠に、大石はその場にあったナットを指輪代わりにしてプロポーズ。

(ファンの前で愛を誓う2人。今思えば完全に“素”の表情だった)

(C)DDTプロレスリング/宮木和佳子


いったんは断れらた大石だったが、今度は暴走する坂口のトラックにも立ちはだかり、思いっきり轢かれながらも「僕は死にましぇん! あなたが好きだから!」と平成初期の大ネタ。大畠もこれを受け止め、抱き合うとファンの祝福を受けながらトラックの荷台に乗り込んでハネムーンへと旅立ったのだった。


と、そんな“ネタ”を楽しんだとファンが思っていた矢先、団体側から正式に2人の結婚が発表されたから誰もが驚いた。前代未聞、路上プロレスでの結婚は“マジなやつ”だったのである。現役レスラー同士の結婚であり、大畠はRegina(WAVEシングル王者)、大石はアイアンマンヘビーメタル級王座を獲得したばかりだからチャンピオン同士でもある。

(大石と大畠は坂口のトラックでハネムーンへ)


「“ks石”と呼ばれた大石真翔と、WAVEのシングルチャンピオンである大畠美咲。

不釣り合いとも、分不相応とも言われると思います。

が、美咲さんは私を選んでくれました。

その期待に応えられるよう、生まれ変わったつもりで家庭を大切にし、プロレスにも一層身を入れて精進いたします」


大石はプレスリリースでこうコメント。大畠は「私が悪態をついても、ワガママを言っても、愚痴をはいても、何でも笑って…むしろ喜んで受け入れてくれる彼の心の広さには、今まで沢山助けられてきました」と記している。


結婚という人生の一大事が路上プロレスで公開、生中継されるというのも、DDTのレスラー(とその妻)ならではか。しかも大石は生中継大会「DDT LIVE! マジ卍」の企画で、視聴者投票によって決められたパンチパーマ姿だった。


それも含めていい思い出なのかどうかは分からないが、大石はやはり視聴者投票で髪型を逆モヒカンにすることが決定しており、それよりはよかったかもしれない。


次回の「マジ卍」では大石の逆モヒ頭が見られるはずだが、人気女子レスラーとの結婚を果たした男がどんな髪型にしようと、誰も憐れんだりはしないだろう。新婚逆モヒカンレスラーを祝福したい。

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