「那須川天心のケツキック」前に「長渕キック」が直撃 どうなる大家健!

(「大家コラ!」と長渕キックを入れる今成)


DDTグループの団体ガンバレ☆プロレスが、6月17日に成増アクトホールで大会を開催した。


ガンバレ☆プロレス、通称ガンプロの代表にしてエースは大家健。過去には失踪事件なども起こしつつ、理屈抜きのアツ苦しさと勢いに関しては手がつけられない部分もあるレスラーだ。DDTで数々のベルトを巻いてもいる。


そんな大家は、いま大ピンチに追い込まれている。DDTのゴールデンタイム・レギュラー生中継大会「DDT LIVE! マジ卍」(AbemaTV)で、まったくの偶然から罰ゲームを受けることになったのだ。6月26日の大会で決行されるその罰ゲームとは、キックボクシングの“神童”那須川天心によるケツキック。非常に豪華、かつバカバカしい「マジ卍」らしい企画だ。


6月17日には、那須川がホームリング・RISEでムエタイのトップファイター相手に激闘を展開し、世界王座を獲得するとともにデビュー以来の無敗記録を更新。一方、大家はバリヤンアッキと組み、今成夢人&岡田剛史と対戦した。DDT映像班スタッフでもある今成は大家の右腕としてリングに上がってきたが、現在は今成個人としての存在感を主張、ガンプロ活性化を狙い“今成革命”を掲げて大家を脅かしている。


タッグでの対戦となったこの日、両者はいきなり先発で激突。ショルダーアタックの打ち合いを今成が制すと、そこから久々に繰り出す得意技「長渕キック」で大家を痛めつけていった。


長渕キックとは、ドラマ「とんぼ」にヒントを得た、蹴った後にヨタりながら繰り出す技。今成はプロレスのコスチュームではあるがポケットに手を突っ込むポーズで「大家コラ!」と蹴りをぶち込んでいった。


これで大家は失速し、今成&岡田のペースで試合が進むことに。大家が得意の頭突きを連打していく場面もあったが、最後は今成がアッキを仕留めてみせた。

(試合後、今成はシングル対決を要求。テンションで完全に大家を上回っていた)


この勝利に、今成は大家のピーク時をも超えるほどのアツ苦しいテンションとなり、7月14日の成城大会におけるシングルマッチを要求。メイン後のリング上も今成が乗っ取り、大家は完全に脇へ追いやられた形だ。

(大会を母校へのエール「ガンバレ、日大!」で締めた大家だったが、その後リングを今成が占拠)


「那須川ケツキック」の前に「長渕キック」にしてやられた大家。今成戦は団体代表としての威信をかけた闘いになるだけに、その前に行なわれる「マジ卍」でユニバース(ガンプロファン)に情けない姿を見せるわけにはいかない。いやこれはネタでもなんでもなく、一つのプロレス団体の行方を左右する話だ。


文・橋本宗洋

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