「これから大暴れする」“壊し屋”山崎秀晃、地獄からの復活!

6月17日に開催された、K-1さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ大会で日本屈指の強豪が復活を果たした。元Krush王者にして、K-1では日本トーナメントを制したことがある山崎秀晃だ。


山崎は新生K-1の旗揚げ戦でゲーオ・ウィラサクレックと対戦し、敗北。大ケガを負って長期欠場に追い込まれた。その後、復帰して日本トーナメントで優勝したものの、今度はゴンナパー・ウィラサクレック戦で足を負傷してしまう。ぶっつけ本番の状態で挑んだゲーオとのリマッチでも敗れ、今回は1年2ヶ月ぶりの復帰戦だ。


対戦相手は中澤純。現Krush王者とのマッチメイクは復帰戦としては厳しいものにも思えたが、ここで山崎は実力を見せつけた。


1ラウンド、ガードを下げた独特の構えから間合いを取り、一気に踏み込んでパンチの連打。ジャブの連打もヒットし、中澤に距離を詰めさせない。


伝統派空手をベースとする山崎らしい動きでペースを掴むと、2ラウンドには得意技であるかけ蹴りも決まり、そこからのパンチで山崎がダウンを奪う。


遠い間合いだけでなくインファイトでの打ち合いでも下がらず、中継の解説を務めた魔裟斗が「試合を楽しんでますね」と評するほど充実した動きを見せた山崎。最終3ラウンドは中澤もKrush王者としての意地を見せ、圧力をかけてのラッシュで逆転を狙う。


守勢に回った山崎だが、しっかり対応して試合終了。ダウンを奪った山崎が判定3-0で復活の勝利をあげた。


ゲーオ、ゴンナパーとの闘いで地獄を味わった山崎だが、この勝利でスーパー・ライト級(65kg)トップ戦線に割って入る資格を得たと言っていいだろう。


「これから65kg戦線で大暴れしていきます」と試合後の山崎。現K-1スーパー・ライト級王者の野杁正明に勝った実績もあるだけに、これから存在感を大きくアピールしていきそうだ。

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