“日韓代理戦争”秋山成勲が、那須川天心を撃破!“コリアン爆撃機”ユン、驚異の強さも「実力の50%も出てない」

K-1に続いてMMA編が行なわれている格闘リアリティショー「格闘代理戦争 2nd SEASON」(AbemaTV)のトーナメント1回戦が、6月23日に開催された。


優勝賞金300万円、さらに世界的MMAイベントである「ONE Champiooship」とのプロ契約という破格の特典が用意された“人生を変える闘い”。その1回戦第2試合では、韓国のユン・チャンミン(秋山成勲推薦)vs前田浩平(那須川天心推薦)が行なわれた。


すでにアマチュアで実績があり、優勝候補にも挙げられていた前田。得意の組み技に加え、那須川のもとで「日本一の練習」(那須川)に励んできた。


ユンは対照的に打撃系ファイター。番組でも放送された秋山との壮絶スパーリングを乗り越えてきた。戦前の那須川サイドの分析では、組んでからの攻防が弱点だと予測されていたユン。しかし実際の試合では、誰もが驚くポテンシャルを披露してみせた。


試合前半、圧力をかけて打撃を狙うユンに、前田が組みついてテイクダウンに成功する。しかしユンは何度グラウンドに持ち込まれてもすぐに立ち上がり、寝技の展開に持ち込ませない。


疲れが見えてきた前田にパンチを当てていくユン。2ラウンドになるとジャブからの右ストレートがことごとくヒット、タックルも完璧に切って圧倒した。

最後まで冷静だったユンは、終盤にはマウントポジションからパンチを連打。バックに回って追い込んだところだ試合終了に。ジャッジ全員がユンを支持し、判定で決勝進出。


7月14日の決勝戦では、山本“KID”徳郁推薦選手の辻本拳也とユンが激突する。お互いストライカーだけに、ド迫力の打撃戦が期待できそうだ。


「勝つつもりしかない。面白い打撃戦ができると思います。むしろパンチもらいたいくらい」と言う辻本。一方のユンも「今回は判定でしたが、次は必ずKOします」。


またユンは「お金はそこまで大事じゃない。韓国の強さを見せてONEと契約したいです」と実直さがうかがえるコメントも。祖父の一周忌だったのだが試合のため法要に参加できなかったというエピソードも明かし「おじいちゃんは天国で見ていてくれるはず」。韓国から格闘技で成り上がるべくやってきたユンの人生ドラマがそこにあった。


この1回戦で能力の高さを見せつけたユンだが、秋山によれば「まだ実力の50%も出せていない」という。100%の力を出せば、いったいどれほど強いのか。幻想が高まる1回戦だったと言えるだろう。


また試合後には、7月14日の決勝戦と同時に特別試合が行なわれることも発表に。「格闘代理戦争」シーズン1にKID推薦で出場したスソンがMMAデビュー戦、さらに青木真也推薦選手・椿飛鳥の再登場を果たすことになった。この2人は、いわば出直しの闘い。そのドラマにも注目したい。

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