沙希様、愛の決別宣言!「あなたはもう立派なレディよ」 アズサ・クリスティ、NEO美威獅鬼軍を離脱

東京女子プロレス随一の人気ユニット、おフランスからやってきた“強く、気高く、美しく、仲睦まじい”NEO美威獅鬼軍に大きな変化が訪れた。

(アズサの成長に、愛ある決別を告げる沙希様)

(C)DDTプロレスリング


8月4日の新宿FACE大会で組まれたのは、沙希様&マーサvsユキオ・サンローラン&アズサ・クリスティの美軍同士の対決だ。アズサとマーサが沙希様の寵愛をめぐってケンカを繰り返したことから、大人げないアズサに沙希様が制裁を加えようというもの。そこにアズサを治療(洗脳?)した張本人であるユキオも加わった。


東京女子プロレスが属するDDTグループはこの週、毎日ビアガーデンイベントを開催。今大会もその一つだった。坂口征夫も連日、出場していたが、まったくの別人であるユキオは疲労とは無縁のシャープな動きを披露。メス攻撃、グラウンドで攻め込み、さらに強烈なミドルキックで沙希様を吹っ飛ばす。


ユキオのアシストを得て、アズサも大善戦。沙希様への愛を闘いという形で表現するかのように、得意技クリスティ・アガペーを決めるなどあと一歩のところまで追い込んでみせた。

(無免許医らしく人体破壊スレスレの危険な攻撃も見せたユキオ)

(C)DDTプロレスリング


最後はランニング式の二段蹴り「アカデミー賞」(という高級な名前の技)で沙希様が勝利したが、目立ったのはアズサの成長だ。昨年12月から常に沙希様とともに闘い、タッグ王座も獲得した経験は無駄ではなかったということだろう。沙希様もアズサに対し「あなたはもう立派なレディよ」と独り立ちをすすめ、リングから去っていった。


また高梨将弘のような抜群のインサイドワークを武器とするマーサは、沙希様によればまだ8歳の女児。夏休みを終え、しばらくは戦線離脱となるようだ。またユキオも無免許医として世界を渡り歩く日々に戻るという。沙希様もまた、これからは一人で闘っていくことになるのか。


取り残されたアズサは愕然。が、そこに現れたのが東京女子OG・のの子だった。DDTビアガーデンのフードプロデューサーを務めていたのの子は、アズサが「滝川あずさ」だった時代のタッグパートナー。婚活をしながら強さを求める2人のチーム「婚勝軍」は、まったく結果を出せないにもかかわらず高い人気を誇っていた。

(「滝川あずさ30歳、まだ誰のものでもありません」(誕生日に記憶をなくしていたため、実際は31歳)。「アナウンサーとして清楚にしないと」とアズサの名残である髪色を気にしていた)

(C)DDTプロレスリング


「あなたには東京女子のみんながいるじゃないの! 私もいるじゃないの!」と号泣するのの子の訴えに、アズサは自分を取り戻し滝川あずさとして復活。それはそれで“婚活中でアナウンサー志望のプロレスラー”という渋滞気味の人格ではあるのだが、ともあれファンも選手たちも胸をなでおろしたのだった。


滝川は昨年11月に沙希様と対戦し、敗れたことで“アズサ化”。滝川もそこからの記憶が曖昧だという。今後の闘いで記憶をどう取り戻していくのか。また沙希様は新たな動きを見せるのか。8月25日には後楽園ホール大会も開催されるだけに、そのマッチメイクも含め気になるところはまだまだ多い。


文・橋本宗洋

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