「ずっと付き合ってた彼氏が他の女に乗りかえたような気分」伊藤麻希、対戦チームを挑発!“筋肉アイドル”才木玲佳とタッグ王座奪取宣言

8月14日の記者会見より。8.25後楽園でタッグ王座を争う瑞希&坂崎と才木&伊藤

(写真左から)


東京女子プロレスのビッグマッチ、8月25日の後楽園ホール大会では、空位となったTOKYOプリンセスタッグ王座をめぐって新チャンピオン決定戦が行なわれる。


対戦するのは坂崎ユカ&瑞希vs才木玲佳&伊藤麻希。伊藤と瑞希はタッグチーム兼アイドルユニット「伊藤リスペクト軍団」を結成しているのだが、8.4新宿大会でメンバーをシャッフルしてのタッグトーナメントが開催され、瑞希は抽選の結果、坂崎と組んで優勝している。


瑞希と坂崎が優勝の特典としてタッグ王座を要求、そこに伊藤が絡み、才木を巻き込んで王座決定戦が行なわれることに。瑞希もこの対戦に「いつまでも伊藤さんの勢いに頼ってるのもなって。闘えるのはいいチャンス」と前向きだ。

(才木しか見ていないという坂崎に伊藤が噛みつく場面も)


伊藤は才木をパートナーに選んだ理由として「悔しさ」を挙げている。このタッグ王座が空位になったのは、チャンピオンである才木&小橋マリカが小橋の負傷欠場によりベルトを返上したため。試合で負けたわけではないのにベルトを失った悔しさは、才木の中に間違いなくある。それをリングにぶつけさせようというのが伊藤の狙いだ。


その心意気に、才木も「伊藤ちゃんは実力もキャリアもある相手に勝つ確率を上げてくれるパートナー」だと語った。


そんな才木を意識しているのが坂崎だ。昨年、TOKYOプリンセス・オブ・プリンセス王者となった才木。一年前の後楽園大会でベルトを奪った相手が坂崎だった。そのため、坂崎はタッグ王座戦でありながら「リベンジのチャンス。私はこの“筋肉アイドル”しか見ていないので」。


伊藤は「そのまま気を抜いておけ! 私を見ないと後悔するぞ!」と挑発。また才木とのタッグに関しては、テーマとして「友情・努力・勝利」を掲げた。


才木と伊藤は昨年の1.4後楽園大会で対戦。そこから才木は正統派路線でシングル、タッグのベルトを巻き、伊藤は独自路線で謎のカリスマ的求心力を掴んだ。そんな2人が、タイトルマッチのために急きょタッグを結成することになったわけだ。


接点こそあまりなかったが、才木をずっとライバルとして意識していたと伊藤。敵だった者同士が組む展開を、少年ジャンプ的展開になぞらえての「友情・努力・勝利」だ。


「ライバルと組むのはドラマティック。やっとここで友情が芽生えたみたいな。もうお互い努力はしてるので、あとは勝利を掴むだけ」


記者会見でそう語った伊藤。友情の部分の説得力には疑問が残るが、伊藤曰く「一緒にご飯に行ってからが友情なのかもしれないけど、私たちは行ってない。でもご飯に行かなきゃ成立しない友情なんて薄っぺらだから。闘ってきたからこそ芽生える気持ちも友情」。


アイドル活動では得られなかったものをリングで勝ち取ってきた伊藤らしい友情観だと言えるだろう。

(対戦の際もタッグを組んでも、顔を合わせればとにかく楽しそうな瑞希と坂崎)


ちなみに瑞希が坂崎と抜群のチームワークを見せ、会見などでも常に楽しそうにしていることに関しては「ずっと付き合ってた彼氏が他の女に乗り換えたような気分」、「元カレが他の女とSEXしてるのを見てる気分」と、複雑な感情を恋愛にたとえてみせた。しかし、プライベートでそうした経験はないとのこと。一方で「自分の気持ちで動いている瑞希を見て嬉しい気持ちもある」としつつ「伊藤がそれを超えるのが前提」とも。


東京女子でもトップレベルのスピードとテクニックを誇る坂崎&瑞希。それに対抗するのが才木のパワーと伊藤の「何かしら」だ。その「何かしら」が爆発すれば試合は白熱するはず。パワーやスピード、テクニックといった従来の分類を拒絶するような伊藤の持ち味がタイトルマッチで爆発するか。


どんな結果であれ試合後のマイクやコメントでファンを納得させてしまう熱と圧がある伊藤。しかしだからこそ、今の伊藤には結果が求められる。


文・橋本宗洋

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