放送禁止レベルのヤバい奴らが集結!DDT名物キャンプ場プロレスで事件発生

DDT名物の路上プロレス、その中でも夏の恒例企画として知られているキャンプ場プロレスが、9月2日に山梨県の「ネイチャーランド オム」にて開催された。

(約1時間半続いたキャンプ場プロレスはカークラッシュから車上でフィニッシュ)


リングを使わず、どんな場所でもフォール、ギブアップが認められる路上プロレス。このキャンプ場プロレスは木々が生い茂り、川が流れ、池もある広大な自然の中での闘いだ。


それだけに、DDTらしいムチャでデタラメなバトルも加速するばかり。しかも今年は、対戦カードからして危険すぎた。

(MAOの車に横から突っ込んだ大社長。プロレスの試合中の出来事である)


〈バラモンシュウ&バラモンケイvs遠藤哲哉&マッド・ポーリーvs木高イサミ&阿部史典vsHARASHIMA&上野勇希vsマイク・ベイリー&MAOvs高木三四郎&中澤マイケル〉


通常の試合でも観客席に水をぶちまけ、対戦相手に墨汁を噴射、凶器使い放題(豚の頭含む)のバラモン兄弟が参戦。イサミ&阿部のプロレスリングBASARAチームも「やりすぎくらいがちょうどいい」男たちである。高木を2度にわたって車ではねた(試合中に)ことがあるMAOもおり、中継するAbemaTVは生放送を見送って録画にする保険をかけた。それくらいヤバい面々なのである。

(ベイリーへの墨汁攻撃からフィニッシュにつなげたバラモン兄弟)


観戦に訪れたファンをも水浸しにしつつ、頭のネジを都会に置いてきたレスラーたちはひたすら暴れ続けた。イサミ&阿部はスクーターに2ケツで突進しては自爆を繰り返し、バラモン兄弟は中澤マイケルをトイレでウ○コまみれにし、乱入してきたガンバレ☆プロレスの今成夢人が人質もろとも山荘に立てこもると選手総出で花火攻撃。


「こんなのプロレスじゃない」と真面目な人には怒られそうだが、怒られっぱなしで21年やってきたのがDDTなのだから仕方ない。そんな中、MAO&ベイリーのタッグ「ムーンライト・エクスプレス」がロッジの屋根から合体ムーンサルトを鮮やかに決めてみせるから油断できないのである。


“大社長”高木はキャンプファイヤーに自転車で突っ込み、燃えた後は消火だとばかり池で乱闘、そして最後はなぜかキャンプ場に乗り捨てられていた車にMAOと高木が乗り込んでカーチェイス。エンストを起こして止まったMAOカーの横っ腹に大社長カーが突っ込み、両者ムチ打ち状態に。


さらに他の選手たちは車を破壊しにかかるスト2ボーナスステージ状態。そこからバラモン兄弟がベイリーに墨汁をぶっかけ、車の屋根の上にゾンビキングで叩きつけてバラモンシュウがフォール勝ちを収めた。

(MAO&ベイリーは屋根からのムーンサルト。こちらも規格外の暴れっぷりを見せていた)


プロレスと言いながらクライマックスがカークラッシュという異常事態に観客も声を失っていたが、結果的にDDTタッグ王者であるMAO&ベイリーが敗戦。勝ったバラモン兄弟はすかさずタイトルマッチを要求し、9月23日の後楽園大会でのKO-Dタッグ選手権が決定した。バラモン兄弟も思わず「早えな!」と驚く急展開である。


それだけではない。MAOに対しては大社長も対戦要求。舞台は10月21日開催の両国国技館大会、武器の持ち込みが可能なウェポンランブルでの対戦だ。新木場大会、KING OF DDTトーナメント、そして今回とエスカレートするばかりの高木三四郎・48歳vsMAO・21歳の因縁はいよいよ年間最大のビッグマッチに持ち越されることになった。


チームとしては敗戦になったが、思う存分暴れたMAOは観戦していたちびっ子ファンに「どう、こんな大人になりたいと思う? 俺はずーっとなりたかったんだよね」と充実した表情。夏の終わりに繰り広げられた大人たちのバカ騒ぎは、“秋のプロレス文化祭”両国大会へと続く。


文・橋本宗洋

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