東京女子プロレスで活躍する“筋肉アイドル”才木玲佳は、今年8月5日に開催された「ベストボディ・ジャパンプロレス」にも参戦した。そこで対戦したのが、デビュー戦となる白川未奈。プロレスファンとして知られるグラビアアイドルだ(才木玲佳&村松星美vs中島翔子&白川未奈。ジャックハマーからの片エビ固めで才木が白川に勝利)。
(8月5日のデビュー戦、白川は気迫を前面に出したファイトを才木と展開)
白川はデビュー後、メキシコでも試合を行ない、さらに10月21日のDDT両国国技館大会にも出場する。また11月からは東京女子プロレスに参戦することに。白川とはプライベートでも仲がいいという才木に、デビュー戦で闘った印象、今後への期待を語ってもらった。
(聞き手・橋本宗洋)
(DDT、東京女子プロレス参戦の白川について語った才木)
才木 はい! 筋肉担当、元気、やる気、才木玲佳です! よろしくお願いします!
――よろしくお願いします! ということで今回は「ベストボディ・ジャパンプロレス」での試合のことからお聞きしたいなと。
才木 出てる選手は、もともとプロレスラーになりたかった人ばかりじゃないんですよね。
――「ベストボディ・ジャパン」は肉体美を競うコンテストで、そこから派生してできたプロレスイベントですからね。レスラーもベストボディの選手なので、体はできてるんだけどプロレスへの意識はバラつきがあるというか。
才木 だから心配もありつつだったんですけど、無事に終わってよかったですね。みなさん基本からしっかり練習してきて。やっぱり元からプロレスラーになりたかった人と、そうじゃない人とでは温度差があるとは思うんですけど。
――そういう意味では、才木さんが対戦した白川さんはレスラーっぽい雰囲気がありました。
才木 そう、やっぱり好きで普段から見てるのが活きてたし、何より「プロレス愛」が凄いなって。もともと友だちなんですけど、試合してみてあらためて思いましたね。
――プロレスが本当に好きなんだなと。
才木 ちゃんと……って私が言うのも変かもしれないですけど、一人の「新人レスラー」になってたなって。
――「グラドルがプロレスもやってみました」レベルではなかったと。あとは試合を重ねていくうちに、他の選手でもプロレスの魅力に「やってみて気づいた」みたいな人が出てきたりするかもしれませんね。
才木 継続していくと、どんどん変わってくると思います。それにプロレスって、練習と試合で全然違うんですよ。私もあるんですけど、練習でできてたことが試合ではうまくできなかったり。会場の雰囲気も影響しますし、緊張もいまだにしますから。
(芸人のなべやかん参戦も話題となったベストボディ・ジャパンプロレス。次回は10月18日に開催される)
――また「ベストボディ・ジャパンプロレス」は初開催なので、会場の空気感みたいなものも出来上がってなかったですしね。
才木 手探りですよね、選手もお客さんも。筋肉には興味があるけどプロレスは知らないっていう人も多かったでしょうし。
――むしろ才木さん向きですね、そうなると(笑)。
才木 入場してコーナーに登った時に「デカい!」「キレてる!」っていう声をもらったので(笑)。それは嬉しかったし、普段プロレス見ない人に試合を見てもらえたのが大きいですね。
――白川さんはDDT両国大会出場、東京女子プロレス参戦も決まりました。
才木 東京女子には前から出てほしかったんですよ。凄く楽しみだし、両国も「期待のルーキー」ぶりを見せるいいチャンスですよね。
――「ベストボディ・ジャパンプロレス」はDDTが協力していて、練習もDDTの道場。その中で白川さんは期待されてるってことですよね。
才木 凄いなと思ったのは、デビュー1ヶ月くらいでメキシコ修行に行ったじゃないですか。映像も見せてもらったんですけど、しっかり試合ができてましたよ。デビュー戦よりもスキルアップしているように見えました。
(白川は11月から東京女子プロレスにも登場。10.8北沢大会では水着でファンに意気込みを語った)
――やっぱり本人が熱心ですし、試合すればするだけ伸びる時期ですよね、今は。
才木 しかもメキシコ、ルチャ・リブレだから日本とはスタイルも違うじゃないですか。そこはやっぱりプロレスが好きで、ルチャも見ていたから飛び込んでいけるのかなって。
――DDT両国大会は山下実優&上福ゆき&白川未奈vs坂崎ユカ&瑞希&中島翔子というマッッチメイクです。山下選手が東京女子のシングル王者、坂崎&瑞希がタッグ王者ですからハイレベルなメンバーに混じっての試合ですね。さらに上福選手という超・曲者もいるという。
才木 ねぇ。これはかなり濃い面々ですよ(笑)。相手チームのテクニックも凄いですし。その中でどれだけアピールできるか、楽しみにしたいですね。
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