ケモノの本性むきだしで大暴れ!身長3m・体重500kgのアンドレザ・ジャイアントパンダ、記者会見でササダンゴ・マシンをKO

10.21DDT両国国技館大会を翌日に控え、10月20日に記者会見が行なわれた。

(会見場はパンダ無双状態。両国でもこの惨劇が繰り返されるのか)


出席したのは、注目の初対決が実現するスーパー・ササダンゴ・マシンとアンドレザ・ジャイアントパンダ、さらにその代理人であるサムソン宮本(新根室プロレス会長)。この会見では公式計量及び調印式も実施。


体重はというとササダンゴが132.2kg、アンドレザは右足を乗せた体重計が250kg、左足も250kgでトータル500kg。どちらも契約体重をクリアした。なお、契約体重のリミットは不明。


調印式では、ササダンゴが「スーパー・ササダンゴ・マシン(坂井良宏)と律儀に本名まで書き込む一方、アンドレザは代理人の宮本会長がサインしようとしたが、これにササダンゴが「本人がいるんだから」とクレームをつけ、アンドレザ自らペンを取る。


しかし身長3mのアンドレザには人間用のペンは小さすぎ、思わず苛立って投げ捨ててしまう。そこで巨大ペンでようやく「あんどれざ」とサイン。このパンダは字が書けるのだった。

(会見場にいるだけで圧倒的な存在感を発揮してしまうアンドレザ)


サインする姿にせよコメントを宮本会長に耳打ちする姿にせよ、プロレス史上屈指と言える可愛さを見せつけたアンドレザ。しかしペンを投げる姿は凶暴でもあった。さらに宮本会長はササダンゴへのお土産として松葉杖を渡し「明日は足を引きずって帰ってもらう。ケガさせます!」と宣言。


アンドレザが所属する新根室プロレスのスローガンは「無理しない・ケガしない・明日も仕事」。しかしササダンゴに対しては180度違うスタンスで臨むという。今月上旬のDDT北海道ツアーの際、ササダンゴは宮本会長を根室から札幌に誘拐。それを追ってアンドレザが札幌に上陸するという一幕もあった。その時点で因縁が生まれているだけに「ササダンゴ選手は心を許せない。何を考えてるか分かりません。信用できない人間です。必ずケガさせます」と宮本会長。


一方のササダンゴも「この松葉杖、まだ梱包されてるじゃないですか。これはあわよくば返品できるというサムソン宮本の腐った性根の表れです」と人格攻撃。パンダとササダンゴ、すなわち可愛いものと甘いものの組み合わせのはずだったが、雰囲気はどんどん殺伐としていく。途中、AbemaTVでの会見中継でコメントを募り、全員でモニターを見つめて好きな食べ物について答えた場面が唯一の救いか。


松葉杖のプレゼントはアントニオ猪木vsモハメド・アリの会見を思わせるもので、それだけアンドレザvsササダンゴも“対世間”を意識したカードだと言えるだろう。またササダンゴは「調印式を行なった結果、試合に何がかけられるのか」という記者からの質問に「強いて言うならキャリアと進退。だからといって引退するわけではないですが」。このあたりも専門誌の表紙を狙っているかのような“メジャー”っぽい発言ではある。


ちなみにアンドレザの要注意ポイントとしては「特に気をつけるべきところはない」とササダンゴ。強いて挙げるなら「体の大きさ、スピード、意外な頭の良さ、この3点くらい」とのこと。多いように思えるが、ササダンゴにとっては少ないのだろう。

(アンドレザの必殺技である2階からの光速ヘッドバットがササダンゴに炸裂。頭がめり込むほどの強烈さで決まった)


会見の最後には、アンドレザがササダンゴの等身大パネルを破壊して挑発。ここでケモノとしての本性が露わになってしまったか、アンドレザはササダンゴだけでなくDDTの甲田哲也臨時GM、今林久弥AP、さらに割って入った新根室プロレスの選手たちにまで頭突きを乱打。会見場に失神者の山を築くと、宮本会長の「Abemaを見てるお前らもケガさせてやる!」という声とともにカメラにもヘッドバット。まとまりがない上に大荒れの会見となってしまった。初登場となる両国国技館でのビッグマッチに、さすがのアンドレザも興奮を抑えきれないのか。


ただパンダの“怖さ”が見えたことで、DDT両国大会における注目ポイントが増えたとも言える。会見中、宮本会長の挑発に「茶番なんかやったことない!」と叫んだササダンゴはいかなる手段で対抗するのか。試合前の「煽りパワポ」から見逃せない。


文・橋本宗洋

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