「ジョジョじゃないけど“時を支配”」「本物の、世界に通じる格闘技を魅せる」完全覚醒した木村“フィリップ”ミノル、K-1ベルトも狙う

8月5日(日)、後楽園ホールにて開催された『Krush ウェルター級タイトルマッチ』で爽快なKO勝利をおさめ、見事チャンピオンとなり絶好調の木村“フィリップ”ミノル。

連勝中の勢いそのままで11月3日(土・祝)に開催される K-1 WORLD GP 2018 JAPAN「第3代スーパー・ライト級王座決定トーナメント」では強敵ジョーダン・ピケオーとスーパーファイトで激突。「本物の格闘技を見せる」「K-1のベルトも欲しくなった」と頼もしい発言を連発する木村ミノルに話を聞いた。


―8月5日にKrushウェルター級タイトルマッチで王者の塚越仁志選手に挑戦し、KO勝利されました。

しっかり試合を構成出来たかなと思います。練習でやってたこともしっかり出せて、こんなバッチリな試合はないよな、と。


―本当に爽快な勝ち方でしたよね。

今回は「オーラガード」っていう武器を練習中に身につけたので(笑)。ゴングが鳴ると同時に相手が突進してきたんですが、実はちょっと気を抜いてたんです。でも「オーラガード」で、相手を一瞬止めることが出来ましたね。


―え…「オーラガード」って何ですか?

説明が難しいんですけど、オーラを出して「相手を躊躇させる技」ですかね。あれは本当に手が出なくなるんですよ。例えばメイウェザーに打ち込むとなったら、誰だって一瞬迷うじゃないですか?で、相手に躊躇があると避けやすくなる。


―そんなことができるんですか!とはいえ今回の試合で木村選手は“ゾーン”に入っていたというか、相手がよく見えてる感じがしました。それこそ「ジョジョの奇妙な冒険」じゃないけど、時を止めて相手を冷静に見ているような…

それは嬉しいなあ。さすがに時を止めるのは無理だけど、実は“時を支配する” テクニックも使ってるんです。うまく言えないんですが、相手を僕の世界に飲み込む感じ。


―え?それってどういうことですか?

いくら速度を上げても、相手の目が僕の動きに慣れてしまったら、普段と同じように見られてしまう。だからそうならないように。相手のスピード感を支配する感覚です。


―すごく興味深いです。それにしても改めて映像を見ると、本当にいろんなことに気付かされる。何度もスローにして見たい試合でした。

3回の左フックで倒していると思うんですけど、それぞれやっていることが全く違うと思います。そういうところも見て欲しいですね。


―勝ったことで、心境の変化はありましたか?

「他のベルトも欲しい」という欲が出てきました。正直、次はK-1も獲りたいと思うようになった。大きい試合を乗り越えると、やっぱり心構えみたいなところが大きく変わる。


―ピケオー選手はミノルさんをリスペクトしていると言っていました。良い試合になりそうですね。

タイトルを獲ってすぐに一階級上のチャンピオンと戦うわけですが、これは前回の試合と同じ、いやそれ以上に大変な試合です。でも「負けるかも」という気持ちが湧き上がったことは、マジで1度もないですね。確実に面白い試合になるはず。本物の、世界に通じる格闘技をお見せしますよ!


―では最後に読者にメッセージをお願いします。

チャンピオンになっても、これまでと同じく一人で好き勝手なことをやって、この世界に今まで存在しなかった道を作っていこうかな、と。周囲から止められつつも、うまいこと歩いて行きますよ。目指すゴールは変えない感じでいきます。押忍。

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