KINGレイナ、判定勝利も「塩試合」 JEWELS新王者・前澤智、接戦を制し「大晦日、あいてます」

12月1日に開催された女子格闘技イベントDEEP JEWELS(新宿FACE)で、アトム級新王者が誕生した。


この大会のメインは同級タイトルマッチ。王者・黒部三奈に前澤智が挑んでいる。前澤はタイトル戦線で黒部、SARAMIに先を行かれてきたが、着実に実績を残し、実力も上げてベルトに王手をかけた。対する黒部は9月にRIZIN参戦を果たしたものの、浜崎朱加に完敗。あらためて強さを示しておきたい防衛戦だった。 試合は5分3ラウンド、緊張感みなぎる攻防に。テンポのいいパンチの展開から黒部が組みついてパンチ、ヒザを効果的に連打。前澤もパンチをヒットさせテイクダウンも。


まさに一進一退、判定も割れたが、2票を集めたのは前澤。タイトルマッチらしい際どいせめぎ合いを制し、新チャンピオンとなった前澤は「大晦日、あいてます」とRIZIN参戦アピールも。


この大会には、RIZINの常連であるKINGレイナも出場。今回も国際戦で、ドイツのジュディ・ルイスと対戦した。レイナは8月のRIZINで敗れており、これが再起戦。勢いをつけて大晦日参戦に名乗りをあげたいところ。


レイナは序盤からテーマとしている打撃を軽快に繰り出し、テイクダウンにも成功。しかしルイスは足を効かせて巧みなガードを見せ、下から揺さぶりをかけるとヒールホールドにもトライ。レイナにとっては先手を取りながらも充分に攻められない展開が続くことに。


最終3ラウンドにはバックを奪われ、パウンドの連打を浴びたレイナ。判定勝利を収めはしたが、自ら「塩試合でしたけど」と言う、納得のいかない試合に終わってしまった。大晦日参戦へのアピールには、RIZINの榊原信行実行委員長がレイナの言葉に対して食い気味に「しょっぱかったですねぇ」。


これまで、年末のRIZINは12月29日、31日と2大会が開催されてきたが、今年は大晦日のみ。“狭き門”となっただけにレイナには厳しい状況だ。実際には外国人に勝つだけでも価値があるのだが、プラスαのインパクトや話題性も大事なのがRIZIN。だからこそ、DEEP JEWELSでのアピールも不可欠なのだ。

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