「ヤラセだけはやりたくない!」ササダンゴ・マシン、2.16マッスル両国大会プロデュースも“決定事項ゼロ”を指摘され熱弁

(記者会見でのササダンゴ・マシンと鶴見亜門。両国という大舞台でも、内容について不明のまま大会当日を迎えてしまうのか) 


 DDTは2月17日に両国国技館大会を開催するが、その前日、16日には同会場で「マッスルマニア2019」が開催される。「マッスル」はマッスル坂井がプロデュースする大会で「台本あり」。演劇性、バラエティ色の強い内容の中でプロレスとレスラーの魅力を掘り下げていく。いわば究極のエンターテインメント・プロレスだ。


 マッスル坂井はすでに現役を引退、「マッスル」も開催されていなかったが、ここ数年はスーパー・ササダンゴ・マシンがDDTマットに登場しており、今回はササダンゴ・マシンが手がける形になるようだ。なお、マッスル坂井とササダンゴ・マシンはあくまで別人というわけではない。


 DDTが2日続けて両国国技館を借り、そのうち1日を高木三四郎社長がササダンゴ・マシンに丸投げして決まった「マッスル」史上最大のイベント。1月10日の会見では、アンドレザ・ジャイアントパンダ(新根室プロレス)の参戦と南海キャンディーズ・山里亮太の出演が発表となった。


 山里は坂井、男色ディーノとプライベートでも仲が良く、DDTの大会にたびたび登場。じゃんけんトーナメントのレフェリーを務めたこともあれば、DDT名物・肛門爆破の犠牲になったことも。今回はMC、司会進行的なポジションでの起用とのことだが、詳細は不明。年末に体調を崩し、1月末に虫垂炎の手術が待っている山里は無理ができないはずだが、果たしてどうなるか。


 マット界における近年最大の新星と言えるアンドレザは、昨年10月のDDT両国大会でササダンゴ・マシンに勝利している。ササダンゴ・マシンとしては、2度目の両国登場を果たすアンドレザに刺客を差し向け、リベンジしたいようだ。曰く「面白い映画でもパート2でコケることがある」。しかし、対戦相手も決まっていない状況でオファーを受けたアンドレザ側に「逆に不気味」と警戒心も。テレビ出演など出世街道をひた走るアンドレザについて「あるのかなって、アメリカ……」と海外団体との契約を予想していた。


「(両国で日本のファンに)グッバイを言いにくるんじゃないですか。契約の狭間ですし」


 そもそも新根室プロレスとパンダが書面で所属契約をかわしているかどうかは不明だが、確かに“そういう季節”であり、想像は自由なのだから仕方ないとも言える。そのほか、ササダンゴ・マシンが竹下幸之介の「小タニマチ」(食事の際などお会計が1万2000円だった場合に1万円払う)であることも明かされたこの日の「マッスル」会見。9割方よもやま話だったともいえるわけだが、それには理由がある。大会の内容について、これまで何度か会議(ブレスト)を開催、その模様がYouTubeにもアップされているのだが、その会議自体が面白いわりに内容が一向に決まっていないのである。会見中も、総合演出の鶴見亜門から「(台本や内容面の決定事項が)何もないですよね」と詰められたササダンゴ・マシン。


「そんなもの作ったらヤラセじゃないですか! これだけコンプライアンスが言われてるご時勢に! ヤラセだけはやりたくない!」


 熱弁をふるいつつ取材陣をかわしつつ、さらなるオファーにも余念がないというササダンゴ・マシン。テレビ、ラジオ出演などササダンゴ化してから(パワポプレゼンを武器に)活躍の幅を広げているのは間違いない。両国では、おなじみの「マッスル」メンバーだけでなく山里、アンドレザのように現在の交流・人脈・因縁・アイディアその他をぶち込んだ“2019年にしかできないマッスル”が見られるのではないか。


文・橋本宗洋


▶2019年のDDTはひと味違う!

続きを見る