DDT高木大社長に「私的流用、特別背任」の疑い! 飯野の“生尻”も飛び出した大荒れ路上プロレス

(むやみに尻をむき出しにされ、そして攻められた飯野)

 

 DDT名物・路上プロレスの中でも恒例になっているイベントの一つが、「HandMade In Japan Fes」内での試合だ。食品や雑貨、衣類など「ハンドメイド(手作り)」商品の展示・即売会である「HandMade In Japan Fes」の会場は東京ビッグサイト。つまりは日本有数の展示会場での路上プロレスということになる。東京女子プロレスのハイパーミサヲは、ここで路上プロレスを見たことでレスラーを志したという。プロレスファン以外の目に触れるという意味でも重要な闘いだ。


 今年は1月12日に試合が行なわれ、そのカードは高木三四郎&飯野雄貴vs樋口和貞&梅田公太vsMAO&渡瀬瑞基。会場全域、どこでもフォール(ギブアップ)可能なエニウェアフォールマッチであり、高木以外はDDT新世代の若い選手たちだ。


 試合はイベントステージから始まり、あっという間に販売ブースが立ち並ぶエリアへ。飯野は何度も生尻をさらけ出し、MAOは持ち込んだスケボーで攻撃。鍛え上げた肉体と正攻法なプロレスで「アスリート化」したという声もあるDDT新世代だが、やはり路上ではデタラメっぷりが目立つ。

(フィニッシュとなった樋口のテーブルクラッシュ・ダイブはド迫力) 


そんな中、“大社長”高木はプラスチックケースを張り合わせた「人型決戦兵器」怒離威夢号をハンドメイド。かろうじて人(ロボ)に見えなくもないといったものだったが「手とか足とかは飾りにすぎない」というジオン公国的現場主義で実戦投入。が、大きな見せ場はなく大破……。


 また試合中にブースで買い物を試みるも財布がなかったため取材記者に金を借りた高木は、領収書を「DDTプロレスリング」にしようと試みたが、MAOの指摘で私的流用、特別背任の疑いをかけられてしまう。その後もビール販売ブースでは「若い弟子をビール瓶で殴ろうとした」と言われ、そのビールを飲んだ渡瀬(お笑い芸人でもある)はインスタライブを開始。泥酔して大御所批判を展開してしまう。そんな渡瀬に飯野が後方からの悪質タックル。キックボクシング出身の梅田は飯野に「キック一発5億円」とメイウェザーばりの罰金を科せられるも構わず蹴りまくる。

 (芸人でもある渡瀬は泥酔してインスタライブ開始(ファンのスマホを使用)。いったい何の審査に不満があったのか……)


 とにかく「どこかで見たような事件」が連発されつつ、MAOは球体オブジェからのムーンサルト・アタックという大技でオーディエンスを沸かせ、最終決戦は再びステージ前へ。


 ここでまたも怒離威夢号が大破。ラダー、パイプ椅子も持ち込まれて大乱戦になると、最後は樋口が渡瀬をテーブルに寝かせ、その上に怒離威夢号の破片(プラスチックケース)を山積みにしたところにラダーからボディプレス。ド迫力のフィニッシュとなった。


 若い選手中心の路上プロレスは、迫力という意味でもバカバカしさという意味でも満足度充分なものになったと言っていい。“DDTらしさ”は、更新されながらも受け継がれていく。そんな印象と、飯野の尻が記憶に残る闘いだった。

文・橋本宗洋


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