総合格闘技の“源流”・修斗、「ONE Championship」とパートナーシップ契約で格闘界の“新潮流”へ

(1・19 ジャカルタで日本人では2人目となるONE世界ストロー級タイトルを奪取した猿田洋祐) 


 3月にONE Championship日本大会開催を控え、格闘業界全体がこの『新・黒船』の動きを注視する中、トップファイターを生み出してきた老舗中の老舗、『修斗』がONEとの関係構築へ新たな一歩を踏み出した。プロフェッショナル修斗およびアマチュア修斗が、世界最高峰の格闘技団体「ONE Championship」と複数年に渡るパートナーシップ契約の締結を発表したのだ。


 これにより、2019年1月以降に新たにプロフェッショナル修斗世界王者を戴冠した選手は、自動的に「ONE Championship」の契約選手になること。さらに全日本アマチュア修斗選手権の優勝者は1年間、シンガポールに拠点を置くメガジム「EVOLVE」へ奨学生として招聘されるなど、様々な取組がスタートする。


 修斗は今年、プロ化「30周年」を迎える。「初代タイガーマスク」として一世を風靡した佐山聡が、1985年にボクシングやキックボクシング、レスリング、サンボなど、あらゆる格闘技のエッセンスを集約し創始した世界初の総合格闘技競技で、現在のMMAの基礎となる“打・投・極”というコンセプトを打ち出し、”斗いを修める”という理念のもと現在に至る。アマチュアからプロまでの一貫した競技体制を敷き、山本”KID”徳郁・佐藤ルミナ・宇野薫・青木真也・五味隆典・桜井”マッハ”速人・堀口恭司をはじめ、世界で活躍するトップファイターを多く輩出している。


 一方、シンガポールにメインオフィスを置くONE Championshipは、ムエタイやキックボクシング、空手、シラット、散打、ラウェイ、MMA、テコンドー、関節技やグラップリングなど、広範な格闘技から選手を迎え入れ、独占契約を結んだ選手たちがアジアを中心にビッグマッチを繰り広げる格闘技団体。アジアの歴史上、最大かつ注目のスポーツメディア・プロパティである。


 今回の契約締結についてONE Championshipチャトリ・シットヨートン CEOは「総合格闘技の源流である日本の格闘技団体・修斗とパートナーシップを発表することに非常に興奮しています。ONE Championshipの世界ストロー級王者である猿田洋祐や、内藤のび太、さらに日本人ロースターの中でもアイコン的な存在である青木真也を輩出した団体である『修斗』と『ONE Championship』がこうした結びつきを持つのは、ある意味必然とも言える出来事」とコメントしている。


 急速に国際化の動きを見せる格闘技界において、総合格闘技界の“源流”として誕生し、今年30周年を迎える修斗が、ONE Championshipとのパートナーシップ契約締結によって、どのような“新潮流”を生み出すのか注目だ。


(C)AbemaTV


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