「行くとこまで行くのか……」 サイプレス上野が語る“デスマッチ2大巨頭”

 プロレスファンとして知られるラッパーのサイプレス上野(サイプレス上野とロベルト吉野)が、とりわけ愛してやまないのがデスマッチだ。昨年末には“デスマッチのカリスマ”葛西純が竹田誠志からFREEDOMS王座を奪還。今年は新たな展開となっている。この両者への熱い思いを、上野に語ってもらった。


――FREEDOMSの12.25後楽園大会、恒例の葛西純プロデュース興行。上野さんも見に来られてましたね。


上野 これは毎年、見逃せないですからね。


――メインは葛西vs竹田。これまで何度も死闘を展開してきた2人です。


上野 正直、「どっちも負けてほしくない」ってなっちゃいますよね。ましてこの2人のデスマッチとなったら「また行くとこまで行くのか……」みたいな怖さもありますし。


――怖いし、怖いもの見たさもあるしという。


上野 竹田選手もみんな好きだから、単純にどっちを応援するって感じじゃないんですよ。


――葛西選手のプロデュース興行ですし「今日は葛西が王座奪還を果たすんじゃないか」っていう期待感が凄かったですけど、といって竹田選手もアウェーな雰囲気じゃなかったですね。


上野 特に去年の竹田選手は、それだけのことをやってきましたからね。


――大日本プロレスのデスマッチヘビー級王座と「デスマッチ2冠」を達成して、しかもそれを長期間守り続けるという。


上野 ホントに信じられない状態でしたからね。


――偉業ですよね。


上野 それなのに、東スポのプロレス大賞で何も受賞できないっていうこちら側(デスマッチファン)の不満もあって。


――ノミネート止まりでしたけど、なんならMVPでもいいんじゃないかと思いましたよ……。


上野 ファンが選ぶ賞だと受賞したり上位だったりするじゃないですか。


――デスマッチを取材してるマスコミが少ないのもあるんですかねぇ。


上野 去年の暮れっていうのはそういう残念さも感じたんですよね。だから竹田選手が大日本のベルトも落とした中で、年末の葛西戦でどういう試合を見せるのかっていうポイントも感じてて。


――単純に“葛西純のための舞台”ではなかったと。


上野 結果としては葛西選手が勝ったんですけど、竹田選手の株も全然落ちてないなって感じがしたんですよ。内容はもう、この2人なんだから凄いに決まってるし。葛西選手はもちろんですけど、竹田選手も完全に“不動のポジション”になったんだなって。


――ベルト持ってるかどうかの問題じゃないと。


上野 ベルト持ってれば凄いんですけど、持ってなくても価値は下がらないっていう。


――竹田選手もある種のカリスマ性を帯びてきてますよね。


上野 デスマッチにはそういう、人を惹きつけるものがあると思うんですよ。俺の知り合いのテレビのスタッフにも、デスマッチの凄いマニアがいて。シカゴまで竹田選手が出るデスマッチ見に行ってましたからね。


――去年のトーナメントですね。うらやましいなぁ。


上野 俺もシカゴからメキシコ(竹田選手参戦予定のメキシコの興行、結果中止に)までの流れでチケット手配する寸前で「(フリースタイル)ダンジョン」の収録が入っちゃって。マニアックかもしれないけど、それくらいのめり込む人間がいるってことですからね。


――40代で王座返り咲きの葛西選手の今後も気になりますね。


上野 「周りは後輩ばっかになったけどやめらん」ってマイクもカッコよかったすね。ここでトップ、最前線にまた躍り出るっていう。


――チャンピオンということは防衛戦があるわけで、肉体的にもハードでしょうし。


上野 自分は若くないって分かってて、でも前に出るっていうね。そういう葛西選手が何を見せてくれるのか楽しみですよ。ほんと、デスマッチがもっと盛り上がってほしいなと。まだ進化してますからね、このジャンル。


(C)AbemaTV


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