『格闘代理戦争』で注目のMIO、“那須川天心の刺客”を辛くも判定で退ける

 シュートボクシングの女子王者・MIOが今年の初戦を2月11日の後楽園ホール大会で行なった。


 RIZINでも活躍するRENAの妹分として知られ、立ち技では日本トップクラスの実績を持つMIO。昨年秋からは新たな挑戦としてAbemaTVで放送された「格闘代理戦争」にエントリー、MMAにも取り組んできた。


 格闘代理戦争で知名度を上げたMIOは今回、昨年9月以来となるホームリングでの試合で寺山日葵と対戦。J-GIRLSのベルトを持つ新鋭で、ジュニア時代の実績もあり侮れない相手だ。所属はTEAM TEPPEN。セコンドには那須川天心がついていた。一方、MIOのセコンドにはRENAがつく。


 身長、手足の長さで寺山が上回っており、距離感の違いをMIOがどう克服するかがポイントとみられたこの試合。1ラウンドが始まると、寺山はテンポよくローキックを蹴っていき、MIOをパンチの間合いに入らせない。MIOは寺山の懐の深さに攻めあぐね、後手に回ってしまった印象だった。

 しかし、2ラウンドからは徐々に局面を打開。蹴り足を掴んでのパンチで強引に前に出ると、3ラウンドはさらに前進。手数も増え、パンチをヒットさせていく。そして攻めの姿勢のまま試合終了。判定2-0でMIOの勝利となった。


 MIO勝利につけたジャッジの採点もわずか1ポイントだ。MIOにとっては大苦戦であり、辛勝という内容だった。ただ、泥臭い闘いであっても自分のペースに持ち込み、勝利をものにしたのはさすがといったところ。このあたりがチャンピオンとしての底力だと言っていいだろう。


 今回、苦戦した理由の一つは寺山の高いポテンシャル。もう一つ付け加えれば、MIOにもまだまだ“伸びしろ”があるということではないだろうか。シュートボクシングの女子王者として、さらには再度のMMA進出を期待するファンもいるはず。“RENAの妹分”ではなく、自分自身のポジションを確立するための闘いが、今年は重要になってくる。その第1戦を、まずは辛勝ながらクリアしたMIO。この経験を、どう今後のキャリアに生かすか。さらなる注目度が集まる。


(C)AbemaTV


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