中原由貴、“右頬に突き刺さる”左フック炸裂! ONEデビュー戦を鮮烈KOで飾る

 2月16日、タイ・バンコクで開催された総合格闘技「ONEチャンピオンシップ」の大会「ONE: CLASH OF LEGENDS」で、中原由貴がエミリオ・ウルティア(アメリカ)と対戦し3R後半に左フックでKO勝利。ONEデビュー戦で見事に白星を飾った。


 フェザー級の日本から新たな刺客、中原はパンクラスを主戦場に強打を武器に勝ち星を重ねてきた期待のストライカー。昨年久々の試合となった12月のパンクラスでは中村晃司を51秒でKOしその豪腕ぶりを改めて知らしめた。


 一方、対戦相手のウルティアはタイのジムに所属する地元ゆかりの選手、ONEではここ2戦、マラット・ガフロフやリー・カイウェンといった階級のトップランカーと対戦し敗れているものの侮れない選手だ。


 1Rからプレッシャーをかけ挨拶代わりに空振りながら強烈な左をぶん回す中原、リーチは体格の上回るウルティアに分があるもの、ローや左右のパンチなど中原が距離を掴みかけるのを嫌い下がり気味の展開が続く。


 2R、前に出るウルティアと中原は近い距離で打ち合う。中原は左ハイを放つ。中原の三日月蹴りをもらったウルティアは前へ出て左右フックをブンブンと振り回して中原を下がらせていく。ジャブを当てていくも、ウルティアの豪快な右フックにも下がる中原。


 3R、前に出るウルティアに対し、左ミドルからタックルで中原がテイクダウンに成功するも、再びスタンドの攻防。積極的に前にでるウルティアを押し込む中原、それを切り返すという両者の攻防が続くが、前に出るウルティアの積極性が目立つ。タックルからバックを取り至近距離でのパンチと近い位置での攻撃に出た相手に対し、中原は徹底して距離を保ちながらの打撃に徹する。ボディなどを貰いやや失速ぎみのウルティア。ガードも下がり気味だが、前に出て打ち続けると、中原が下がりながら強烈な左フック一閃。これがウルティアの右頬に突き刺さると崩れ落ち、ダメ押しの中原のパウンドにレフェリーが割って入りストップ。中原由貴がONEで鮮烈なKOデビューで勝利を飾った。


 パンクラスではひと足先に松嶋こよみがONEに参戦してきたフェザー級に、ストライカーでONEで通用することを初戦で証明した中原が加わったことで今後の争いに期待が持てそうだ。全体的にKOシーンの少ない大会だったが、ONEチャンピオンシップが選ぶ今大会のベストKOシーンのひとつに挙げられるなど、プレリミナリーファイト出場の選手中でも、大きなインパクトを残し今後につながる勝利となった。

(C)AbemaTV


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