プロレスに踏み込んだ青木真也をプロレスで制する HARASHIMA、DDT EXTREME級王座を奪還!

(青木をパイルドライバーの体勢に捉え、リング中央に移動してマットに突き刺したHARASHIMA)


 MMAファイターながらDDTにも定期参戦している青木真也が、2月17日の両国国技館大会でビッグマッチ初登場を果たした。


 試合はHARASHIMAとのEXTREME級王座防衛戦。前日、16日にはマッスル両国大会に参戦した青木は、3月31日にMMAイベントONE Championshipでのタイトルマッチも。その会場も両国で、青木は2ヶ月で両国3大会、2カ月連続タイトルマッチということになる。


 HARASHIMAにとっては、昨年10月に青木に奪われたベルトを取り戻すためのリベンジマッチ。前回はシビアなグラウンドの攻防を展開、HARASHIMAが相手のフィールドに合わせた感があった(HARASHIMA自身も寝技を得意としているが)。青木が提示した「お互いのプライドがルール」ルールで対戦した今回。青木は蹴りをはじめ“格闘技的”な技を出しつつ、場外のHARASHIMAにエプロンからプランチャを放っていく。またHARASHIMAの打撃を「打ってこい!」と誘う場面もあった。


 「お互いのプライドがルール」という設定の曖昧さも含め、この試合では青木があえてプロレスに踏み込んだようにも見えた。そのさじ加減は青木次第なのだが、プロレスを楽しんでいるのは間違いない。


 「青木さんがプロレスの曖昧さを受け入れてくれたのかなと。そういうところは嬉しかったですね」、「プロレスに対する気持ち、誇り、プライドが出たのかなと勝手にプラスに捉えてます」と試合後のHARASHIMA。青木のガードポジションをジャイアントスイングで攻略するなどプロレスラーらしい攻撃を見せ、フィニッシュもパイルドライバーからの蒼魔刀。鮮やかにタイトル奪還を果たしたのだった。

(試合後は笑顔でグータッチ。青木はDDTに継続参戦していくようだ)

 

 試合後、青木はHARASHIMAとグータッチ。敗れたとはいえ充実感もあったということか。インタビュースペースでは「(丸腰になって)もっと幅が広がるんじゃないですか」とDDTでの今後についても意欲を見せた。


 そしてベルトを巻いたHARASHIMAに、スーパー・ササダンゴ・マシンが挑戦表明。実力、実績ともに不十分ということで挑戦は団体側から却下されたのだが、ならばとマスクを脱いで「マッスル坂井」に。マッスル両国大会を成功させた男として、挑戦が認められたのだった。試合は3月21日の後楽園ホール大会で行われることが決定。同じベルトを青木真也もマッスル坂井も争う。それがDDTであり、EXTREME級のタイトルだ。

文・橋本宗洋

写真:(C)DDTプロレスリング


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青木vsHARASHIMA 互いのプライドを賭けたタイトルマッチ

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