K-1さいたま、KOを逃した皇治 「反省」から一転、メインの武尊に「やられんなよ!」

 3月10日に開催されたK-1のビッグマッチ、さいたまスーパーアリーナ大会のセミファイナルに、皇治が登場した。


 スーパー・バンタム級チャンピオンの武居由樹が「日本vs世界7対7マッチ」の先鋒を志願したということもあるが、それでも皇治がセミ、つまり武尊の前の出番となったのは興味深い。それだけ人気と実力を主催者からも評価されているということだろう。試合だけでなく記者会見での舌戦、パフォーマンスでも注目を集め、昨年12月の大阪大会実現の原動力となった。この大阪大会では武尊に敗れたものの激闘を展開。有言実行で武尊戦を実現させたことも含め、大きく株を上げている。


 そして今回、ビッグマッチのセミファイナルではK-1初参戦のISKA王者ヤン・サイコと対戦。いわゆる“未知の強豪”を相手に、ファンが求めるのはやはりKO勝利だったし、本人もそれを自覚していた。


 試合は序盤から皇治が優勢。常に圧力をかけ、ヤンにロープを背負わせてパンチを放っていく。とりわけ右ストレートが強力だ。しかしヤンもしっかりとディフェンス。防御に意識があるためか主導権を奪うには至らないのだが、皇治に決定打を許さない。


 逆に攻めても攻めても倒せない皇治からはフラストレーションが感じられた。ボディブロー、ハイキックなど攻撃のバリエーションも見せたのだが、最後まで倒せずに試合は終了。判定勝ちで実力を見せ付けはしたが、KOを逃した皇治は「人って簡単に倒れるんですねって言おうと思ってたんですけど」と苦笑い。「反省します」と率直な心境を口にした。


 それでも“らしさ”を失わないのが皇治。「格闘技界を変えたい。そのために強くなる」とあらためてアピールすると、メインに登場する武尊に向けては「俺にやられる前にやられんなよ!」とエールを送った。インタビュースペースでも「俺は俺のやり方で格闘技を盛り上げる。また武尊とやってヤツの首を取る」。今年も皇治の存在はK-1戦線に欠かせないものになりそうだ。


(C)AbemaTV


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