“アジアMMA”圏が着々 ONE Championshipが老舗パンクラスと提携

(会見にはパンクラスでのタイトルマッチを控えた久米鷹介、ISAOも出席)


 3月31日の日本初上陸、さらに両国国技館大会も話題となっているアジア最大級の格闘技イベントONE Championshipが、新たに日本の老舗団体パンクラスとパートナーシップ契約を結んだ。これは3月14日の記者会見で発表されたもの。会見にはONE Championshipジャパン・秦“アンディ”英之代表とパンクラスの酒井正和代表が出席し、提携の内容などについてコメントした。提携期間は今年4月から3年間。発表された内容は、以下の4つとなる。


(提携内容)

1.4月以降、パンクラスでタイトルマッチを行ない王者と認定された選手はONEと独占契約

2.ネオブラッド・トーナメント優勝者はONEウォリアー・シリーズ出場権を獲得

3.選出されたアマチュア選手はEVOLVE MMAジム(シンガポール)で1年間のトレーニングが可能

4.パンクラスと複数回契約を結んでいるトップランカーがONE出場を希望した場合、全面的にバックアップ

(若松は3.31デメトリアス・ジョンソン戦に向け意気込みを語った)


 この日の会見に出席した若松佑弥も、パンクラスでの活躍を機にONEと契約を果たしているが、このパートナーシップにより、これまで以上に両団体の関係が密になった。アジア各国で毎週のように大会を開催しているONE。一方のパンクラスは1993年旗揚げで25年以上の歴史を持つ。今回の提携で「アマチュアから世界へのピラミッド構造ができあがる」と酒井代表。ONEジャパン・秦代表は「共通の基盤で(格闘技)産業自体を盛り上げたい」とコメントしている。


 ONEは今年に入って、もう一つの老舗団体である修斗との提携も発表している。それに加えてパンクラスも「共通の基盤」に加わったことで、“アジアMMA”という枠組みはさらに強固なものになったと言っていい。ただし秦代表は「(ONEからは)イーブンに提供するからこそ、修斗とパンクラス、それぞれ違いも出てくるでしょう」とも語っており、今後の展開も要注目だ。


 元UFC王者のデメトリアス・ジョンソン、エディ・アルバレスも参戦するなど豪華なメンバーを誇り、アジアから世界に向けて格闘技の魅力を発信するONE。パンクラスで闘っている選手にとっては、その大舞台で闘うチャンスが広がったことになる。

ONEを見据えて闘っていく選手が増えることは間違いなく、目標が具体的だからこそ闘いも激しくなっていく可能性は充分。これからパンクラスは“ONEにつながる道”となっていく。

(C)AbemaTV


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日本初開催/ONE Championship 東京大会 "A NEW ERA"
3月31日(日) 15:15〜 生放送

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